あらすじ
――リーダー学を学ぶ一番手っ取り早い方法は、リーダーの体験を数多くすることです――その言葉どおり、高校・大学の部活動のキャプテンに始まり、日本中の鉄道会社に影響を与えた観光列車の開発、外食事業の躍進、悲願の新幹線開通、世界一の豪華列車の実現とさまざまなシーンでリーダーを務めてきた、“リーダーのベテラン”たる著者が満を持して書き下ろした70篇。「孫子」などの歴史的な名書から得た視点に始まり、著者が愛してやまない勝海舟論に松下幸之助論、古今東西の経済・経営界の偉人たちの教え、さらには豪華列車ブームの火付け役となった「ななつ星in九州」誕生秘話において発揮、さらに育まれることとなった自身のリーダー哲学がライブ感豊かにしるされています。JR九州と同社グループ42社で働くリーダー的立場にある社員たちの顔を浮かべながら執筆に取り組んだというこの一冊は、今あなたの目の前にある迷いや悩みに対して明快かつ朗らかに解答をくれるものとなるかもしれません。
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Posted by ブクログ
共感できる部分が多かった
実践の具体例だけでなく、どんな視点から学び、生かすことができるかといった視点も盛り込まれ、あったいう間に読破した。
自分が鉄道が好きなこともあり、2023年3月の日経私の履歴書にも登場して、著者のことは存じ上げていたが、今回、著書を初めて拝読した。このあと、ほかの著書も読んでみることで、自身の今後にも影響を与えてもらえるのではないかと感じた。