あらすじ
「日本人とドイツ人は気質が似ている」と言われますが、「手作りご飯=愛情」にこだわり時間を割く日本人に対し、そのこだわりのないドイツ人は同じ時間を、家族で過ごしたり趣味に充てたりしています。本書ではドイツの食文化を通し、時間に追われる日本の共働き家庭の方々へ豊かな時間を生むアイデアをお伝えします。
※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
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Posted by ブクログ
食事に対して、手料理神話があるのではないか。手料理=愛情になるのか。ドイツの食事をとおして、そうではないと言ってくれた本。
ドイツの生活パターンも書かれていて、なぜ作らない食事で生活できるのかがわかる。
最後のあとがきでは、著者がシンプルな食事を(ひそかに)楽しむようになってから、頭の中がシンプルになり、大切なことはなにかと常に意識し集中するようになったと書かれてありました。確かにそうだなと。
ドイツは有機農業が盛んで、商品の審査もびしいと聞いていました。ドイツらしいなと思いました。
・職場と自宅が近く、昼食は帰って家族と温かい食事をとる
・食事内容は質素だが、テーブルウェアにこだわりがある
・自然が近く、デートコースは散歩やサイクリングになりがち、ロマンチックがない
・乳幼児にベビーフードを食べさせることに抵抗はない(安全基準がしっかりしているので安心して与えられる背景もある)
・ドイツのパンはイーストではなくサワー種が使われており、独特の酸味・コクがあり、長期保存ができる。種類も多く。食べ飽きることはない。ドイツ人が白いパンを食べると物足りなく感じてしまうそう
・服装はシンプル
Posted by ブクログ
女の人の、献立への苦痛やら苦労やらを書いていて「そうそう!そうなんだよなあ!…でもこういうこと女の人がいくら主張しても、読むのは同性ばかりで男の人の考え方は変わらないのが現実な気がするなあ…」と思っていたら!なんと著者は男性じゃありませんか!感動しました。日本人男女問わず読んで欲しいし、カルテスエッセンをぜひ取り入れるべきだと思う…!