【感想・ネタバレ】Berry’sFantasy 懲らしめて差し上げますっ！～おてんば王女の下剋上日記～2巻のレビュー

葉々ねろ / 藍里まめ

ミトロニア王国の王女・ラナは剣の腕は抜群、学問もよくできる明るく元気な姫君。対照的に兄のエイドリアンは、自己中心的なポンコツ王太子。しかしこの兄が、来夏には父の跡を継ぎ、ミトロニアの国王になることが決まっていた。
国の行く末を危惧したラナは、兄に代わって女王になろうと決意…！けれどもそれは「直系の男子のみが王位を継承できる」とする、現在の法律上不可能なこと。前代未聞の提案に頭を悩ませた現国王は、ラナに“ある3つの貴族領の問題解決”を、女王即位の条件として突きつけて――!? さっそくラナは、幼なじみの騎士・カイザーを含めた4人の仲間を伴い、問題の地へ向かうけれど…。
おてんば王女の痛快お仕置き旅、ここに開幕です!!
(この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol. 11に収録されています。重複購入にご注意ください

[りんご · ★★★★☆]

楽しい

前途多難なはずなのに、前向きで明るくて。
色々苦労はあるだろうけど、このメンバーなら乗り越えられそう!!

[happymomoko · ★★★☆☆]

王室典範

ラナは父である国王に自分が王位を継承できないかと相談しました。この国では王位継承は男性にしか認められていないため、ラナは王室典範を変えて、女性も国王に即位できるようにして欲しいと父王に願いました。父王は国内で問題のある３つの領地の状況を解決して、ラナの能力を見せつけるように命じました。このことで王室典範改正に反対する保守派貴族を納得させようと考えたのです。ラナはその命を嫌がるどころか、喜んで引き受けました。大丈夫なのでしょうか？