【感想・ネタバレ】突囲表演のレビュー

あらすじ

若き絶世の美女であり皺だらけの老婆、煎り豆屋であり国家諜報員――X女史が五香街(ウーシャンチェ)をとりまく熱愛と殺意の包囲を突破する!世界文学の異端にして中国を代表する作家が紡ぐ想像力の極北

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Posted by ブクログ

人の証言によって容姿や年齢が変わる、読んでいてもイメージが定まらない不気味さを覚えるX女史。ユニークな登場人物と荒唐無稽なストーリー。なるほど、カフカが引き合いに出されるのも理解できます。
しかし、夢の中の情景のような荒唐無稽差ではなく、言葉数多めの状況説明なため、カフカのような不安定な情景が浮かんでこず、そこまで没頭できなかった。
面白かったんだけど、ちょっと惜しい感じがしました。

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2022年05月28日

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