【感想・ネタバレ】子どもの発達障害とソーシャルスキルトレーニングのコツがわかる本のレビュー

西永堅

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◎先生や保育士などの「教育者」
◎発達障害のお子さんをもつ「保護者」に最適な入門書！

ソーシャルスキルトレーニング(SST)は、「あいさつをする」など、対人関係等で必要なスキルを身につける練習を意味し、発達障害の子どもたちへの効果的な支援方法とされています。

本書では、「発達障害の子どもの特徴」や「必要なスキル」などを紹介したうえで、学校や家庭などで実践できる「トレーニングの考え方とコツ」をまとめました。

[ブクログ · ★★★★☆]

2021/1発刊なだけあって、しっかりABAの事にも触れられており、ABC分析の具体例もあります。個別の指導計画の書き方や、目標設定のためのアセスメント、その評価。SSTの基本から、実際の学童期に身に着けておきたいスキル（あいさつ、目を見て話す、集団遊び、謝罪等）の支援方法が書かれているため、学童期のおこさんを持つ方は現在進行形でどんなスキル身につけとけばいいの？の答えになるし、幼児期のお子さんを持つ方は、先々を見越して今何をすべきかに気づける本となっている。

[ブクログ · ★★★☆☆]

発達障害やソーシャルスキルに関する易しい内容の入門書。誤学習・未学習が不適切な行動をもたらし、それが「障害」となる。障害があるから不適切な行動をするのではない、適切なアプローチをすれば改善できるところもある、というのは、私にとって新鮮な発見でした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

発達障害→ソーシャルスキルの欠如、
ではないという気づきは大切だった。
スキルトレーニングの具体が
もう少しあるとありがたい。