【感想・ネタバレ】百助嘘八百物語のレビュー

あらすじ

知恵の限りを尽くして大金を手に入れろ! ――鳶人足の辰次は、日雇い稼ぎの普請場で、腹痛に苦しむ爺さんの面倒をみる。百助と名乗る爺さん、実は、腕こきのいかさま師。百助は助けてくれた礼に、いかさま博奕の余禄を辰次に分ける。気をよくした辰次は百助の子分になり、一世一代の大勝負に賭けた! 江戸、長崎、大坂を舞台に、一攫千金をめざす、痛快時代小説。

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Posted by ブクログ

江戸の経済小説でしょうか。また別の見方では、一種のピカレスク小説なんでしょうが、それにしては今一つ痛快さが足らないかな。
一見、手荒そうで実は荒事は嫌い、最期の大勝負で一気に巨万の富を。そんな筋なので、もっともっと痛快さ、爽快さが出てもいいはずなのですが。百助という爺さんは中々なのですが、主人公の辰次や3人の武士も何となくボンヤリした造形であるせいかもしれません。
う〜〜〜ん、佐藤さん少し落ちてきたかな。

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2017年11月08日

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