【感想・ネタバレ】テネシーワルツのレビュー

あらすじ

大スター歌手と異父姉との人生の光と影。時代を鮮やかにとらえた力作。人の幸せとは何かを問うモデル小説――戦後間もないころ、いつも街角に流れていた、甘美なメロディー。その大ヒット曲「テネシーワルツ」を歌ったスター歌手・葉山サチと異父姉・向井とき江。この二人の交錯する人生を織りなす、光と闇のドラマを追いながら、人間にとって、また女にとって幸せとは何かを問いつめる、衝撃の長編モデル小説。

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Posted by ブクログ

異母姉妹の葛藤を描いた名作。
美しく賢い姉の前に突然現れた
平凡な顔立ちで無思慮な妹。
だが妹は歌の才能でスターだった。
そんな妹への嫉妬の感情が実に生々しい。
この作者は姉妹もいないのによくもここまで姉妹の
葛藤をかけたなと思う。
女が持つ嫉妬と愚かさを余すことなく書いた名作。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

妹の才能に対する妬みと憎しみの描写が生々しい。
自分が憎しみを抱いていると実感する場面がまた恐ろしい。

0
2010年08月28日

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