【感想・ネタバレ】さよなら、エンペラーのレビュー

あらすじ

首都直下型大地震の正確無比な予告が、ひょっこり産み落とした異物。ロックダウン同然の東京で、退避を拒んだ住民を前に、山高帽の不思議な男が皇帝就任を宣言したのだ。その従者となることを申し出た奇特な青年。彼は秘めたる目的を忘れて風変りな施策にのめり込み、皇帝と共に破滅へのカウントダウンを待つことを選んだ……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 なぜ和歌山県出身だったのか?
 その謎が解けた時には、微苦笑。

 左右両陣営からの評価を聞いてみたい。

1
2020年11月01日

Posted by ブクログ

巨大地震の発生日がAIで発表された東京は、逃げ出す人が多く閑散としてきた中で、田中正が日本帝国皇帝として宣言した所から話が始まるが、ある青年が付き添って皇帝の身の回りの世話をする.様々な人物が登場するが四斗辺稲造が出色だ.本物の天皇は京都御所に移っており、西のエンペラーとして活動している.子息は透宮(ゆきのみや)と智宮(とものみや).東京新報が皇帝の記事を掲載しており、関西中央新聞も報道に参入している.とてつもない話が展開するが、皇室内部の状況や東京に残った人々の様子など、楽しめるエピソードが満載だ.

0
2021年09月17日

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