感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
触れたくない思いで来てしまったナチスとユダヤ人の話。
児童書ということで。
児童書だからこそよけいに痛々しく感じる。
反対に子供にもナチスの考えが洗脳されてゆく過程がわかって恐ろしい。
Posted by ブクログ
社会、戦争、宗教、子ども、大人、恋愛、教育。
淡々とした語りが色んなことを考えさせてくれる。
お涙頂戴のストーリーではなく、どこまでも現実的。
巻末の小話も胸に響いた。
「ドイツの店員が(訳者に)この本をすすめてくれた。」
この事実は、とても大きな意味がある。泣きそうになる。
日本はどうだろう。自分はどうだろう。
過去と向き合えているだろうか?
将来、自分の子どもにも読んでほしい一冊。
Posted by ブクログ
ああひどいひどい
わたしこれ読んだことなかったんだなー読んだことあるけど忘れてるだけかと思った
生まれたときから仲良しの同じアパートに住むフリードリヒとともにすごした少年時代
それはちょうどナチスによるユダヤ人迫害がはじまって頃・・
ユダヤ人じゃない少年から見た生々しい迫害
昔はこわかったし嫌だったからあまり見なかったけど
最近気になるのは全部読んだから、大体知識としては知ってることばかりだったけど、
あらためて、本当にひどいし、かわいそうで涙が出た
でも気の毒だと思ってても、主人公やそのお父さんみたいに、家族のために(自分のために)
助けてあげることができないひともたくさんいたんだなあと
助けたりつきあったりしたら自分も強制収容所に入れられるってなったら、助けたくても助けられないものかもしれない
『本泥棒』のお父さんも、決死の思いで手助けしていたし
自分がその立場にいたら・・と思うとなかなか非難はできないな
でも主人公が他の家のユダヤ人の家を破壊するのを手伝って率先してやってしまったところとかは
子どもだしなんかフラストレーションとか若気の至りとかなんかわからなくもないけど、でも先生の話とか(泣けた)フリードリヒのこととか知ってるんだから、
そこはそういうことは絶対してほしくなかった
けどそれでもやっちゃったってところが、あの時代なのかな、とも思う
最後も悲しかった
かわいそうで泣けた
これであらかたユダヤ迫害関連の代表作は読んだかな、もういいかな
と思ったけどいちばん有名なアンネの日記
あれの完全版を読んでないと気づいちゃったので
それも読まないとな・・