【感想・ネタバレ】ごんぎつねのレビュー

あらすじ

表題作を初め,心を打つ名作の数々を残してわずか30歳で世を去った新美南吉.ほかに「おじいさんのランプ」「花のき村の盗人たち」「いぼ」「てぶくろを買いに」など12編.〔解説・鳥越信〕

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Posted by ブクログ

ネタバレ

こうやって何作かまとめて読ませていただくうちの一作としての「ごんぎつね」と、教科書で何度も読み込み劇的に演出される「ごんぎつね」と、不思議に印象が違うのが、また読書の楽しみの1つだなと感じます。ハッピーエンドのお話を読み慣れている後に読むごんぎつねは、ごんを撃った後の後悔がクローズアップされますが、悲壮感漂う新美南吉作品の一つとしてのごんぎつねは、猟師が獣を撃つというただ日常の結果。今まで見つからなかっただけで、確率の収束がやってきただけ、と思わせるんですよねえ。

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2024年06月17日

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