【感想・ネタバレ】警視庁特任捜査官グール 公安のエスのレビュー

あらすじ

世界伝染病学会の臨時総会が東京で開催されることになり、複数の国際テロ組織が犯行予告声明を出す事態が発生。中でも注目されたのは、「三日月の剣」と呼ばれる新興のバイオテロ組織だった。通常の捜査の手が届かない巨悪に対し、超法規的手段で立ち向かう警察内非公式組織「互助会」は、公安外事二課と協力し、テロ部隊の事前壊滅に動き出す――。偽装殉職によって「死人」となった元警官たちが、通常の捜査では摘発できない巨悪を追い詰める! 大人気「互助会」シリーズ第2弾です。

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Posted by ブクログ

鷹樹烏介『警視庁特任捜査官グール 公安のエス』宝島社文庫。

『互助会』シリーズ第2弾。

各国の諜報組織にテロ組織、国内の公安組織に、公安のS、警察の非合法組織『互助会』が入り乱れ、過激度が増すものの、ストーリーを追い難い作品になっている。もう少し単純明快な筋書きにして、大きな捻りを1つ入れるくらいが良いかなと思った。また、『互助会』や『死人』よりも『グール』という符丁を使った方がしっくり来る。

過去を一切抹消され、新たな身分を手にした警視庁特任捜査官の『死人』たちにより組織された警察の非公式組織『互助会』が新興イスラム過激派のバイオテロ組織『三日月の剣』と闘う。

ロシアで偶然発見された新種の鳥インフルエンザウイルスが中国組織内の裏切り者に奪われ、日本でテロ組織の手に渡ろうとする。『互助会』はテロを止められるのか、公安の裏切り者は誰なのか……

本体価格750円
★★★★

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2021年01月11日

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