あらすじ
田川りつかは30半ばをとうに過ぎてもいまだ少女のように自分を探しつつけていた。子供はいないが一戸建てに住み、安定した収入のある夫もいる。他人から見れば大きな問題もない日々に見えるだろう。しかし彼女は自分に価値がないと思わない日はない。「最後に君を必要としてくれるのは家族だけ」夫の言葉が呪いのように心に刻まれる。彼女の住む町はサギ被害に悩まされていた。そんなサギを友達だと言う高校生・平賀 要はりつかが働く惣菜店の常連だ。変わり者と周囲に評価される彼と、りつかはある事件がきっかけで町中で出会う。それが彼女の運命を変える出会いとは知らずに…。
...続きを読む感情タグBEST3
30半ばの主人公。
夫もいてはたから見れば何不自由ない生活をしているのにもやもやしたものをかかえ…
こういう感情、感覚はだれしももっているのではないでしょうか？だからすごく共感できて入りやすかった。
そんな主人公が出会うのが、変わっている高校生。
イケメン、美少年にひかれていく…というありがちなものではない。
不思議な心の交流。続きが気になります。
タイトルでやめてほしくない
絵は好き嫌いが分かれると思いますが
どんどん面白くなってきますので
沢山の人に読んでほしいです。サギの使われ方が
面白いです。ほんと。
詩的
1巻は詩的なところもあって、サギたちと絡めた主人公たちの生活や心情に引き込まれました。最初は暗くてひねくれたちょっと嫌な性格の主人公が、イケメンだけど少し障害があり、しかしながら純粋で心が綺麗な高校生と関わるうちに素直でかわいい女性になっていくところがいいです。本当の愛に年齢差は関係ないのだと感じることが出来る作品です。
ゾクゾクする
代わり映えしない旦那との生活、年下のイケメン君との出会い…
登場人物があまりみないタイプで面白いので先が読めずゾクゾクします。
少し違った物語を楽しみたいならば是非！
面白いです
じわじわ〜っとお話しは進行していきます。日常なんだけど、少しずつ追い詰められて行く。旦那さんの色気が凄く、蜘蛛に絡め取られていく昆虫のような気分です。
