あらすじ
個人的に描いた襖絵がロシアで大々的に報じられ、日本画家、夏川映の活動に注目が集まる。一方の雪也はある女性について、何かをしているようで事務所を空けることが多くなった。身体を重ねているのに、気持ちは通じていない二人。お互いの心に冬の黒雲が広がっている。
◆電子書籍には特典としてカバーイラストを収録。
感情タグBEST3
帰るべき場所
フェロモン探偵シリーズ10冊目。
今まで語られなかった雪也の過去が、メインになっています。
自分の事は何も話してくれない雪也。
いつもと違う行動に不信感は募って行くばかり。
不安に思う映をよそに、引っ掻き回して行く面々。
映の新たな能力も発掘され、これからも楽しみ。
映にとったら、さんざんだったけど、それでも帰るべき場所に落ち着いて良かった。
半分、雪也が主役のお話
雪也のトラウマを克服していく。
が、映にもその影響が及んで次々と…
しまいには、生き霊も…
フェロモンもそこまでとは…