【感想・ネタバレ】ラインの虜囚のレビュー

あらすじ

舞台は1830年のパリ。カナダから来た少女コリンヌは祖父に命じられた。「ライン河まで行き、双角獣の塔に幽閉されている人物の正体を調べよ」。コリンヌは亡き父の名誉を守るため、頼もしい仲間――酔いどれ剣士、カリブの海賊王、自称天才作家と共に旅立つ。少年少女も大人も魅了する、謎に満ちた冒険譚!

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Posted by ブクログ

田中氏の作品としては珍しい1話完結もの。
いわゆる冒険小説なのだけど、実在の人物が絡んだお話は、なかなか魅力的だった。
特にアレクサンドル・デュマの三銃士を読んだ事のある者には、作品へのオマージュが感じられて楽しかった。

それと共に、こういう同じ時代の実在の人物たちが絡んだお話を考えるには楽しいだろうなあと思う。
あの人とこの人が出会っていたらどんな物語が産まれるだろうと考えて、実際に面白いアイデアに行き着いた時の喜びは最高だろう。
自分も、いつかそういうお話を書いて見たいと思った。

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2019年04月15日

Posted by ブクログ

西暦1830年のパリを舞台に、
実在した人物や当時を描いた作品の架空の登場人物を
交えて繰り広げられる、ドリームマッチ的な楽しい冒険活劇です。

元が児童向けなので多少できすぎな部分はありますが、
その分難しく考えずにサクサク読めて、
最後は、そうきたか、と思える展開にはなるので結構楽しめました。

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2017年03月21日

Posted by ブクログ

少年少女向けシリーズの小説ということで、非常に読みやすい。
デュマなど実在の人物も出てきて、デュマの作品である「三銃士」の設定を使いながら、コナンドイルや「レミゼラブル」などの登場人物も使いながら、歴史の虚実入り交じった冒険小説。巻末に掲載されている参考資料が70以上もあるのにはびっくりする。

勇将ジェラールの冒険」「勇将ジェラールの回想」は、後で読んでおこうと思った。

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2017年01月22日

Posted by ブクログ

田中芳樹の本で読んだことがなかったから、買ってみました。
内容はやや軽めで、さくっと読める冒険譚ですが、登場人物全員?が実在の人物というのはすごい。
歴史もしっかりと読み込んだ上でのファンタジーだから、色々と想像が掻き立てられます。

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2017年02月12日

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