あらすじ
なぜ今、集中が必要か。そして、なぜ集中だけでは足りないか。スマホの普及によって、1つのことに集中する力が落ち、1つのことを考える力が弱ってきた私たち。どうすれば能動的に働けるのか、あの頃の集中力を取り戻せるのか。1万人以上の豊富なデータと、新規事業の実践が生み出す、集中力のその先の結論。
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Posted by ブクログ
JINSの社員である井上さんは、メガネから目の動きを分析して集中状態研究をされている。
どういう時に集中しやすくなるか様々な情報が詰まっていた。
深い集中に達するまで23分という情報や、オフィスでは11分に1回話しかけられるから集中しずらいなど、興味深い内容が多かった。
読んでいて思ったのは、集中で最も大切なのは、テクニックではなく、なぜそれをやるのか?強烈な目的意識が大事なんだなと改めて思った。
Posted by ブクログ
集中と言っても、仕事に特化した集中の話が主と感じた。
リモートワークになって、集中するために会社ではなく
自分が整える必要がある環境、それから自分から遠い人との
関りを持とうとしないと、新しい思考が減ってしまうよという話。
椅子大事。会議の時は立ってできる場所もあると良い
と思った。ただ、この本の流れとは異なり、なぜか出社を
推奨される不思議な今。人を管理したい会社が多いのかな?
Posted by ブクログ
在宅ワークが当たり前のように浸透してきた昨今。集中の作り方を、外的要因と内的要因にわけて記載してある。また、あるべきサードプレイスの在り方など初めて知ることができた。本の内容が濃く、一度でインプットできた気がしないので何度か読み返したい。
Posted by ブクログ
後半の市中の山居の話当りになるとそれほど興味が持てなかったのが正直なところ。前半の子持ちのところに介護中のことも入ってたらよかったのに。ていうか、その世代の人はこの本の会社にはいないのかなあ。子育てと介護の違いはどこなんだろう。なんか、こうじゃないよなあと思った。設計できないものは隙間時間での対応スピードを上げる。ワーク、セルフ、リレーションで時間管理の基本戦略を変える。理性、直観に加え大局観。立ち上げ、深さ、持続力。79pの3×3の仕分け。気分転換に触角と嗅覚刺激。在宅だと嗅覚使える。idea仕事の姿勢、p171。深い集中で一つのことを考えておく、掛け算ではないクリエイティビティ。1時間ごとに休憩。一人しごと予約する。重要でなく緊急の作業時間を予約する。idea仕事の時はいきなりPC開かない。迷いが生じたら人に聞くか自分で考える時間をすぐとる。解消してから迷わず進む時間に移行。作業前に実現しようとする目的を考えきる。アクティブレスト。Miro,Google slides,パワポのリアルタイム共有。ideaを実現したいという理由なきやりたい気持ち。相手の23分を奪うことになる。不安を言葉として明確に意識づける。悲壮感と切り離す。尊敬できる人や対象を見つけ、自分との差を意識する。人生は5万時間の集中、私にはあとせいぜい1万時間。
Posted by ブクログ
集中について考え方、高める方法など論理的でわかりやすい。
集中(外発的)< 夢中(内発的)
緊急なものは外発的要素多い、つまり夢中になるには緊急を排除。
集中:到達速度、深さ、持続時間→終わり方も大事。
まずは小さい作業から始めると到達速度には有効。
深さ、持続には環境、体調が大事。イス、PC、空間、運動、睡眠。
取り組みの大枠:大局観、論理的、直感的 を入れ替えながら時間を使う。ワーク、セルフ、リレーションの3視座を空間、時間の軸で有効な何が具体的取り組みをする。
レムやノンレムへ切り替え、デフォルトモード利用のためしっかり終わり切り替え大事。休養も単にオンオフではなくオフも多様化、何もしなかったり、新しいことやったり。
始める 続ける 極める
夢中=内発的動機
集中=外発的動機 仕事が外発的になってないか
大局感(サリエンスネットワーク)で理性(セントラルエグゼクティブネットワーク)と直感(デフォルトモードネットワーク)を交互に使って1日を。
夢中に大事な前提は環境、体調、精神的安全
Posted by ブクログ
大半リモートで働く身としては結構ふむふむ、となることの多い本だった。
プライベートとワークの切り替えの小さな工夫は早速取り入れ。また、think labの目指す世界観も結構共感。家でも仕事場でもない、でも周りを気にせず仕事できる市中の山居、たしかに求めてる。
2021.6.12
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Posted by ブクログ
人が集中できる時間は人生で5万時間、1万時間がなにかを極めるにに必要だと思うと5個のことしか極められない、目の前のことは人生の1/5をかける価値があるか?という内容が印象的でした
Posted by ブクログ
アイウェアメーカーのジンズの執行役員であり、JINSMEMEを用いた集中力の研究を行う著者が、コロナ禍でテレワークが増える中で必要とされる深い集中を取り戻すための方法を自身の研究など様々な観点から書いた一冊。
ジンズに所属して社内起業家として活動する著者がコロナ禍で在宅勤務の増えた今、集中力を高めて高いパフォーマンスを行う方法について環境や心理的な面、場所や働く人という点において約40個に及ぶ技法を学ぶことができました。
椅子や照明などの物理的な要因や音楽や香りといった目に見えない部分にまで気を遣うことや睡眠や食事など生活を整えることなど様々なことでこれからの新しい働き方でやっていく方法を学ぶことができました。
また、ソロワークとコワークでの仕事のやり方を知ることができ、1人仕事の際の集中力を持続させるための方法を知ることができました。
また、会議を対面で行うべきかの見極めや会議における席のことなども知ることができました。
夢中と集中の違いや理性の脳と直感の脳など
今まで漠然と感じていたことが明確になる発見もありました。
そんな本書の中でも在宅勤務でのワーク・セルフ・リレーションの境目をはっきりさせることや深い集中のためのデジタルデトックスの時間を設けることの重要性や自発的にやることは4年間続くことなどは印象に残りました。
コロナ禍によって私たちが理想としていた在宅勤務などの働き方が急速に普及し、それによって働き方の改革も求められている今、オフィスの存在意義や在宅勤務での生産性の上げ方を本書で学ぶことができました。
そして、本書を読んだことを実践していくことで自分の仕事において価値を上げていくができるとも感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
新卒社会人生活が始まって、集中を自分でコントロールする必要がより出て来たので読んでみた。あとは、think lab前から気になっていたので井上さんの思考を知りたいという意味でも読んでみた。
内容としては以前どこかの記事で読んだものが改めて詳細にまとまっていただけのように感じた。新たな発見は少なかった。個人的にはオフィスが今後どうなっていくか、とかはどうでもよい。さらに、一人暮らしを快適にしている+オフィスが自転車で5分以内の場所に住んでいるのでホームとオフィスの使い分けにも苦労していない。
この本の中で一番心に刺さったフレーズは「サラリーマンを謳歌してしまえばいい」かもしれない。本の要点でもなんでもないが、サラリーマンとなった今自らの今後を考えるにあたって自己肯定的な視点を持つことのできる一文だった。確かに社内起業家になってしまえば、会社がほとんどリスクを負ってくれるので楽に多くのリソースを利用して新しいことに挑戦できる。今の戦略コンサルタントという分野での経験は積みながら、自分が気になっている方向性の知識も積んでいきたい。
タイトルと合っていない
タイトル詐欺に近い。
コロナ禍での働き方、テレワークでの働き方が記述の大半。
オフィス仕事から自宅仕事に変わりました。
これまでと同じスタイルでは仕事ができません。
さあ、工夫しましょうという本。
中身としては
自然音=ハイレゾではない。
強いていうなら自然音≒アンビエントだろう。
エビングハウスの忘却曲線を記憶の例に使うのは違う。実験が古すぎる。また、エビングハウスの忘却曲線で用いられたのはランダムで無意味な音節を覚えたときの実験結果だ。19世紀ドイツの心理学者の実験が現代にあてはまるかは疑問である。
本書の序盤に2000年に人間の集中力は12秒あったが現在は8秒だと記述がある。
8秒の集中力は金魚に劣るとあるが、どうやら嘘であるらしい。
仮にこの記述が正しいのなら19世紀ドイツの記憶力・集中力と21世紀の日本人の記憶力・集中力に目に見えて差が出てもおかしくないと思う。
他にも全体的に裏付けが取れているか怪しい話ばかりで内容がフワフワしている。
集中力のプロが書いたというわりには読みづらいし、内容が正確か怪しい。
持ち前の集中力を活かして一次資料にあたり、しっかりとした根拠にもとづく記述が欲しい。