あらすじ
付き合っていた恋人には逃げられ、仕事の派遣契約も切られて人生のどん底の水無月愛莉。そんな中、雑誌に載っていた京都の風景に魅了され、衝動的に京都「哲学の道」へと訪れる。そして「哲学の道」ヘと向かう途中出会った強面の拝み屋・誉との出会いをきっかけにたどり着いた『Cafe Path』で新たな生活をスタートするのだが……。古都京都を舞台に豆腐メンタル女子が結ばれたご縁を大切に、神様のお願い事を叶える為に奔走する恋物語。
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南禅寺、永観堂、護王神社…
あ、今彼処を歩いているな。
次に京都を訪れたら狛ねずみをみにいこう。哲学の道歩いてみようかなと描写が素敵な作品でした。
Posted by ブクログ
メンタル弱いけど、そこがそのまま強みになるのがいいなぁ。性質はなかなか変えられないけど、それとうまく付き合っていくことはできるよね、ってかんじがよかった。
Posted by ブクログ
京都の「哲学の道」周辺の名所や神社が登場するので、読んでいて京都を小旅行している気になった。
愛莉も最初は旅行者だったから余計か。
豆腐メンタルとされつつも、彼女は何だかんだで神様のお願い事を叶えて回っているので、真の豆腐メンタルではない気がする。
意外に行動派だから。
本当に豆腐メンタルの子は、気になる彼の元カノに関わったりはしないしできない。
人の感情を受け止めすぎてしまう優しい子なだけだろう。
強面で拝み屋で漫画家でもあるという誉。
拝み屋としての活躍は十分に見られたが、漫画家としての話があまり見られなかったのが、個人的には少し残念。
時間が自由になるという点では(難しすぎて売れない、すぐ打ち切りになる)漫画家という職業はメリットはあったけど、必然性はあまり感じなかったので、漫画家ならではの拝み屋の強みがあればいいなと感じた。
描いた漫画で憑き物落としをするとか。
要はもっと漫画家な彼も見たかった。
京都は神様との距離が他の地域より一段と近いのだろう。
次から次へと神様(正しくはお使いの神使)が登場しても「京都ならありかな」と思える不思議。
最終的には四神も登場するし。
神様の間で顔が知られてしまった二人。
これからも大変そうである。
(でも、彼女はやる気……ポジティブになれてよかったということかな)