【感想・ネタバレ】世界のどんぐり図鑑のレビュー

あらすじ

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現地で直接採集した世界各地のどんぐり132種類を実物大のボタニカルアート(細密画)で紹介する図鑑。葉、樹形、樹皮、芽生え、花などの絵も秀逸。

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Posted by ブクログ

どんぐりだけでなく、葉や木の全体、どんぐりから生える根も、とても美しいイラストで描かれている。力作。これだけの絵を描くのは大変だったと思う。

「タンニンが少なく、あく抜きしないでも食用となる」など随所にあって面白い。
各どんぐりに簡単な説明があり、ときおり長めのお話がある。学術的な説明も。葉の縁のギザギザは鋸歯(きょし)ということを学んだ。

名にカシと付くものでもコナラ属アカガシ節のものもあれば、シイ族のものもあり、私のような素人には難しい。

樹齢1万3000年と推定される樹があったり、日本のクリは明治時代以降、枕木に利用されて大木はほぼ無くなったとか、クリ胴枯れ病はおそらく日本の苗木からアメリカに入ってしまい、アメリカグリは絶滅に近いとか、いろいろなことが学べる。

どんぐりクッキーとかイベリコ豚の話とか、食についての言及が多いのが面白い。

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2021年02月15日

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