【感想・ネタバレ】あかい てぶくろのレビュー

あらすじ

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ある寒い朝、道ばたに落ちていた、赤い毛糸の手袋は、雪降る中、もう片方の手袋を探しにでます。街はにぎやかで、両方そろった手袋たちが楽しそうに歩いています。昨日まで、自分たちはずっといっしょで、そんな日々が続くと信じていたのに……。大切な人を失った人へ届けたい物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

白黒の背景の中に赤い手袋が描かれているところが印象的な絵本です。片方の手袋がもう片方の手袋を探して歩き回りますが、なかなか見つかりません。最後には糸がほどけてしまい、寂しさを感じました。

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2023年01月28日

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ネタバレ

ひとりぼっちになってしまった手ぶくろが相手を探しながら思い出を振り返る話。
人混みの中で相手を探そうとしているところに共感できた。
思い出のどれもが輝いていて、その時間こそがなによりもの宝物だという言葉には救われた。
ひとつのお話の終わりは、新しいお話の始まりでもある、と前を向ける絵本。

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2022年12月23日

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片方のてぶくろとはぐれてしまった、てぶくろのこころぼそさが切ない。

いりやまさとしさんは、かわいい「パンダたいそう」シリーズの作者。
8月23日の毎日新聞に、いりやまさんは18年に妻を亡くし、20年に出たこの本は「伴侶がいなくなって寂しい。口に出せない気持ちを絵本で表現することで伝えようと思いました」とのこと。

「このおはなしを せかいじゅうのかたほうのてぶくろにささげます」

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

冬に。
ちょっぴり切なくて、でも心が温かくなる。
この冬、手袋の片方を無くしてしまった娘。
絵本を読んで、私の手袋もこんなふうだったのかな。と読み終えてぽつりと言った。

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2025年05月09日

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もう片方の相手がいなくなった赤い手袋。
相手を探すけれど…。
黒に赤が映える色合いが印象的な優しい絵。
少し意外なストーリー展開。

【ママ評価】★★★★
手袋のぬくもりが感じられるようなふんわりとした絵。
雪の中の寒い舞台だけど、温かみを感じる。
黒と赤で描かれた世界も素敵。
赤がとても映えて美しい。
ストーリーは意外な展開で面白かった。
想像通りのハッピーエンドを期待してしまうけど、こういう展開もあるのかと。
最後は読者に続きを想像させる終わり方で、「この後どうなったと思う?」なんて子どもに聞いてみたくなる。
教科書のような絵本。

【息子評価】★★★
よく集中して聞いていた。
カップを「おちゃだね!」と大きな声で言っていて、そこに食いつくの?という感じだった。
ストーリーもよくわかっていなさそうだけど、絵や文の雰囲気だけでも感じ取ってくれていれば良いかな。
2歳11ヶ月

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2024年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パートナーなど大事な人を思いがけず失ったときの心情を比喩してるのか。
思い出は消えない、未来に続く。
大人向き。
手袋、冬、雪、別れ

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2022年02月03日

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失った寂しさや、大事なことを気づかせてくれるような絵本

絵の色使いはもちろん、ストーリーも構成も練りに練られているような素晴らしさを感じた。
さみしくも、暖かい気持ちにさせてくれる。

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2024年05月29日

Posted by ブクログ

白黒と赤色をうまく使った印象に残る絵本。片方と離れ離れになった手袋の物語、少し寂しさの残るストーリーで、子供向けと言うより大人向けな内容かなと思う。

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2022年02月27日

Posted by ブクログ

白い世界に赤いてぶくろがとても印象的でおもわず手にした絵本。
寒いふゆの日にはぐれてしまった赤いてぶくろ。
もう片方を探そうとしているうちにてぶくろは、ほどけてしまう。
毛糸になってしまったてぶくろは、楽しかった思い出を描いていく。
ほんとうのたからものは、何か…を気づかせてくれる。
寒い冬の日に心が温かくなる絵本。

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2022年01月09日

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