あらすじ
すっと伸びた背筋で溌剌とし、いつも明るい笑顔のミツコさん。牧師の夫と共に40年以上教会を運営。その傍ら娘4人を育て上げる。病弱だった夫を長年闘病の末、2016年に見送る。その後は住まいを引き払い、単身公営住宅に。
日々のやりくりは年金と、週3回のシルバー派遣の収入の8万円で「十分」。人生は考え方次第。あるものに感謝して。栄養のある食事と運動で健康を維持すれば、医療費もかからない。お金がないからこそ、一輪の花を買えたときの喜びが増す。空が晴れただけで幸せ。すでに十分与えられている…。
ミツコさんの生き方は今の時代の希望となる。自宅の写真も入れながら、その清貧かつ豊かな生活をのぞく。
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Posted by ブクログ
①クリスチャンなので死はこわくない。でも、介護で迷惑はかけたくない ②本やTVで知った健康法は、積極的に取り入れている。日常生活の中で体を動かし、体のメンテナンスは欠かさない。歯は全部大丈夫(素晴らしいです)③年金など7万円で生活(公営住宅家賃の減額、健保・介保の減額、非課税など) 牧師 ミツコ「74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる」、2020.11発行。娘4人は独立。夫を2016年に見送り、現在一人暮らしを楽しんでらっしゃるそうです。