あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
本書は、転職や再就職によって新しい職場で働くことになった方に向けて、入社後1年目の働き方について解説しています。
本書でお話しする内容は、
1.新しい場所で働くことの不安感を払拭する
2.新天地でいち早く活路を見出す方法をお伝えする
この2点です。
ポイントは、自分にとって有利な点と不利な点を見極めた上で、有利な点を最大限に活かすことです。
1つ言えるのは、「いつの時代も、基本的なビジネスの常識やノウハウは変わらない」ということです。
すでに身につけているもの、これから身につけることのすべてが、あなたの財産となります。
これらに少しばかりの戦略を加えるだけで、どこででも上手くやっていくことができるでしょう。
また、withコロナ時代の新しい働き方についても、これまで働き方をベースに、どうアレンジしていけばいいのかについて触れておきます。
新しい職場に早くなじみ、焦らず結果を出すための手助けになる一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2025.3
来月から10年振りの新人なので
初心を取り戻す気持ちで読んだ
こういう本があるのはありがたい
教えてくれて友達ありがとう〜!
がんばるぞ
===
1ヶ月
・居場所をつくる
・プロフェッショナルを目指す
・挨拶
・戦力になるには目の前の仕事に打ち込む
・自己紹介
→ 自己紹介の目的は、新しい職場で「自分に頼って欲しいこと」と「周囲に助けて欲しいこと」を明らかにすることです。ここを押さえておけば自己紹介としては合格です。「もう少し話すネタが欲しい」という場合は、名前の由来、趣味、出身地などをからめた自分のキャッチフレーズをつくっておくと便利です。短いバージョン、長いバージョンを用意しておけば、突然の自己紹介でもあわてず済みます。順番は、あいさつ(はじめましてなど)↓名乗り(自分の名前など)→挨拶(よろしくお願いしますなど)→これからの意気込み
・名前+役職で呼ぶ
・守破離(まずは従う)
・言われたことをハイスピードでこなす
・引き続きのお客様へのタブー「ご迷惑をおかけするかも」
→今後は私にお任せください
・座席表を入手する!!!!!!
・入社を後悔させない「実直さ」「素直さ」「手堅さ」
・違和感を指摘せずメモしておく(効率など)
・聞き上手に徹する、話したくなる人になる
・上司の癖をつかむ(細かい報告が必要なタイプ?趣味は?血液型は?性格は?)
・社内用語、業界用語のインプット
・他の会社と比較をしない
・できないことは教えてくださいとお願いする
・デキる人の仕事へのこだわりや志を聞く
→なぜ今の会社に入社したのか、新人がやるべきこと等
3ヶ月
・仮設思考
→なぜこの店が流行っているのか、なぜ美味しいのにこの店が流行ってないのか、どうすれば流行るのかなど
・派閥は知らないふりをしよう
・仕事は120点を目指す
・経験を活かした社内での提案
・周囲はすべてクライアント
半年
・目標設定と振り返りをする
・スキルとできるようになったことの棚卸しをする
→足りない要素を認識する
・ライバルの設定
→評価されているポイント、営業成績、顧客数など
・異業種からヒントを得る
(オフィスグリコのヒントは野菜の無人販売だった)
・人気があるものにはとりあえず触れてみる
→「好き」はインプットの幅を狭める
・変わりたくないDNAに逆らう
→知らないものに触れる、知らない場所に行ってみる
・いつも頭に「?」を置いておく
・抽象度を上げて時代のニーズを読む
→うまい安い早いのステーキ屋と
動画配信サービスの共通点
"時間とお金をかけたくない"というにニーズ
・外に出る、使ってみる、行ってみる、メモしておく
・気になるものはスマホで撮る、メモする
・無料のオンライン講座を受ける
→JMOOC、資格スクエア
1年目でクリアしたいスキル
・必須スキルは「聞く」
あいづち、話を遮らない、鼻のあたりをみる、メモする
・上司を好きになる
・質問は具体的に
・根回しなしに大きな仕事はできない
・キーパーソンを見分ける
・説得ではなく相談をする
・クレームは改善のチャンス
・コミュニケーションツールを使い分ける
・返信は24時間以内、ちょっとした返事でもする
こまめに返信する
・できる人は30分前に客先へ到着する
・トラブルなどでの遅延見込みはすぐ電話して伝える
・人脈とは困ったときに頼れるひとではない、
自分自身がなにかをしてあげられる人のこと
・簡単な仕事をさせておくのは損かもと思わせる
・あこがれは1番のモチベーション
・短中期の目標を立てる
・仕事も組織も俯瞰で見る、議事録をとる
・1つ上の役職で物事を考える
・リソース発想で、会社目線を身につける
・仕事を頼まれたら目的や背景を確認する
・提出するときは、「間違えていたら直します」と言う
・後の工程の人に良い仕事を残してバトンタッチすること
・ひと手間かけてから提出する
→スピード重視のこともあるので注意
・todoリストで仕事を管理する
・重要度の低い仕事は時間をかけずに終わらせる
・7つの習慣/スティーブンコヴィー博士
優先順位:MUST→THINK→DO→NG
・作業時間を短めに設定してスピードアップを図る
・PDCAサイクルを意識する
・決算書の読み方を覚える
損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)
・机の整理は頭の整理につながる、机の上に物を置かない
・ファイルの整理で仕事の速さは決まる
・結論から述べて根拠を話す
・異業種成功の事例を応用し、進化のタネにする
2年目
・経営者意識をもつ
・自分の強みは他人が決めるもの
→この仕事は〇〇さん、をもつ
・未来のビジョンを語り、人々を魅了するのがリーダー
・マネジャーは分業をうまく機能させる管理ノウハウ
Posted by ブクログ
転職者のビジネスマナーとスキルについて、図解付きでわかりやすく解説されていました。
1つ1つのテーマが短くまとめられているので、広く浅くという感じですが速く読み終えることができました。
前半は入社してから1ヶ月、3ヶ月、半年…など細かく期間が分かれていて、それぞれで気をつけることが書かれており参考になりました。
後半はよくあるビジネスマナー(敬語や席次など)でした。
Posted by ブクログ
まわりの流れをよく見て、その職場のやり方をよく把握する。流れを掴みつつも、成果は十二分に出すように努力する。ただし、最初なのでできないことや分からないこともあるだろうから、その場合は、教えを請う姿勢が大事。私は「業界用語」というのがあまり好きではないので、今までは初期段階ではなるべく使わにようにしていたけれど、場に馴染むために積極的に使っていこうという戦略はたしかにアリかもしれない。「抽象度を上げてものを見る」は森博嗣さんのスタイルと同じかも。冒頭に書かれている「転職したら自分が一番の新人だから、他の人には見えていないことが見える」に納得。社会人何年目の人だろうと強みになる。あとはそれをどう出していくか。