あらすじ
【著者カラー原画を収録したリマスター版！】売れない“自称”イラストレーターの勘大は、持ち込み先の出版社で、小柄な編集者・蓮と出会う。だが、見かけに反し、厳しい批評を受けた上、突然、自分と付き合わないか、という提案をされ…!! 能天気男子×ギャップ系男子、恋と夢の行方は!?
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がんばる人の素敵なお話
波真田先生の作品、大好きです。
イラストレーター志望・勘大は、雑誌社への作品持ち込みをきっかけに雑誌編集者・蓮と出会い交際を申し込まれます。
小柄＆童顔、まるで十代のような見た目の蓮は自らを編集者と名乗るが、本当は社員ですらないアルバイトでした。
実は編集長だった！というオチを予想したのですがハズレました 笑。
蓮は、編集の仕事に就くという夢を叶える為勘大とはしばらくの間距離を置くと宣言。
そして一年後の再会。２人とも夢には近づくけど、派手に成功したわけもないという状況…こういう描写がすごくリアルでいいですね。
この作品を読んで、世に名前が出ているイラストレーターさんや漫画家さんは見えない所で尋常じゃない努力をしているんだな…
という事がよく分かりました。「ひたすら描いて描いて描く」この言葉がすべてを表しています。
ラストシーンも好きだな～ ２人の関係がこれからも続いていく事を暗示するエンディング、良いです。
それと、この作品を読むと無性にヤキトリが食べたくなります！😊
結果オーライハピエン最高
3秒以上悩めない単純なワンコ攻×可愛い見た目に反して策士な受の話。色んな葛藤と諦めと夢を抱えながら日常を過ごしていたら偶然が重なり出会った2人。互いに与える影響、高めあえる未来の自分…これ以上ないくらい最高の相性で、まさに運命の相手。遠回りした事も全部が2人が出会う必然の偶然で、糧。花見くんのイラストを蓮くんが編集者としてサポートする未来にワクワクしながら良い読了後の余韻に浸れる素敵なお話です。
匿名
良かった
いつの間にかイラストへの意欲を失ってしまいフリーターと化した(攻)が、情熱を刺激されて再生するまでを描いたお話。
２人ともピュアでございました…。
匿名
波真田かもめ先生は以前から存じでいましたが実際に作品を購入させて頂いたのはこれが初めてです。
先に仕掛けてきたのは御園ですがどんどんハマっていき逆に押せ押せになっている勘大くん、若いな～と思ってみていました。
御園は嘘をついていたわけですがそれでも御園の言葉に救われことは事実だし、それ以前に御園も勘大への思い入れがあり、全然嫌な感じはしなかったです。おそらく嘘をついていようがついていまいが結果は変わらなく、嘘はただ二人が近づくための口実に過ぎません。
また、単にBLの話ではなく年齢を重ねても自分の夢を追い続ける二人の姿に感銘を受けました。恋愛も仕事も妥協しない、恋愛をする中での人生観を考えさせられるお話でした。
