あらすじ
「飽きる勇気」があれば、人生はもっと豊かになる!「変化」することは「進化」することだ!
超人気スタイリングディレクター、ブランドコンサルタントとして活躍する著者がその半生を振り返り、しがらみ、こだわり、未練、キャリア、人脈など「積み重ねてきた」ものをあえて手放して「自分が今本当に楽しい、大切だと思う頃に集中して生きる」ことの大切さについて語ります。時代の転換点の今だからこそ読みたい、新しい生き方本です。
【目次より抜粋】
<第1章> 飽きたっていい、逃げたっていい
不登校の経験が教えてくれた「逃げたっていい」
仕事が私に自信をくれるはず。だから、就職浪人してでも編集者になりたかった
「ヴァンテーヌ」が教えてくれたこと。サルサとの出会い
飽きることはマイナスじゃない。飽きたことを続けるのが一番怖い
<第2章> 仕事は「3つのステージ」で考える
目の前にあることに「虫」の視点で取り組んだ第1ステージ
第2ステージは「鳥」の視点で視野を広げ経験や知識をシェア
キャリアを手放す勇気が時に必要に。空いたスペースに運が転がり込む
70代からは「本質的なこと」心血を注ぐと決めている
<第3章>枠やしがらみから自分を解放する練習
おしゃれは自分を好きでいるためのツールになる
離婚と再婚が教えてくれたこと。フレームに押し込めて苦しめていたのは私自身だった
人と比べなくていい。枠にとらわれなければ、ラクに生きられる
自分を好きになること、自分軸で考えることを「練習」すればいい
「変わったね」という評価は絶対気にしない
<第4章>新しい家族のかたち
家族の一員である前にまずは自分。家族はあくまで「個」の集まりだから
「子供のために」とは考えない。いつか「子供のせい」になってしまうから
子供は社会からのお預かりもの。一対一でオーダーメイドな子育てを
子供自身が「楽しい」か。子育てで大事なのは「選択」を選択させること
<第5章>新時代のタイムマネジメントとビジネスマインド
8割はやらない。好きな2割にフォーカスする
心の可動域を広げ「詰まり」は自分で開通させる
ビジョンを持ち、逆算して行動する未来への段取り力
コロナが教えてくれた、おしゃれの尊さと時間は貯金できること
<第6章>シェアと軽やかさを鍵に、次の時代へ
時代は「所有」から「シェア」へ。私ができること
軽やかに生きるとは、より本質的なものに移っていくこと
情熱の種はみんなにある。それを芽吹かせる術がわかれば誰もが情熱的な人生に
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今の自分の思いを言葉にしてくれている感じ。
そのままの自分でいい、飽きていい、飽きてもそこに居続ける方が怖い、全体のうち2割の好きなことだけに集中して他のことはやらなくていい。
こんなに人生を楽しんでもこんなにも素敵な人になれるのか、それでいいんだと思えて嬉しかった。
編集者とか、デザイナーとかではなく、大草直子として生きる。とてもかっこいいしこういう生き方をしたい。
大草さんにとってはファッションという分野を通して、人々のフレームを壊したいとあったが、自分にとってその手段は旅なのかなと思う。そして、大草さん同様、私も多くの人のこうすべき、こうでなくてはならないというフレームを一つ一つ壊して、楽しく生きられる人を増やしたい。
Posted by ブクログ
40代に差し掛かりますが、子どもがまだ小さく、これからも手がかかる。仕事があるのは有難いけれど、本当にこの先もずっと今の仕事なのか、、と悩んでいる自分にはふさわしい1冊だったと思います。
働く女性として、キャリアの築き方、限られた時間の中での子どもへの接し方、生き方等々、自分はどうしたいのか、考えさせられながらも、もっと好きにやっていいんだ!と励まされました。大草さんの情熱が書籍を通じて伝わる気さえしました。
Posted by ブクログ
なるほど〜!この本を読んで一層、大草さんが好きになりました。若干、アマークのPRで書かれている感じもするけど…笑
言葉の人だから、こういう表現するんだー!とかヒントもたくさん得たけど、本人が書かれたのでなくて、畑中美香さんが書かれたとは。なんか最後に拍子抜け。笑
また必要な時に読み返したい一冊。
Posted by ブクログ
収納アドバイザーのEmiさんに会いたくて、
Emiさんが出るイベントに行った時の対談相手が大草直子さんでした。
名前だけは知っている。
そんな感覚だったけど、
話を聞いているうちにあっという間にファンになってしまった。
自分自身と向き合い「自分軸」がある人。
「飽きる」勇気ってどんな感覚??
どんなことが書かれているのか楽しみだった。
やりたい!と思ったことを始めたものの、
気づくと軸がブレている。
いや、むしろ、軸がないからブレているんだ。
自分らしさって何だろう。
自分の強みって何だろう。
変わりたいのになかなか変われない!
どうしたらいいんだ!
そんな風にモヤモヤしていた私にとって、
自分との向き合い方を見いだせた一冊になった。
ありのままの自分を愛す!
フレームにとらわれない。
そうありたいと思っている姿があって、
それでいいんだと背中を押してもらった気分。
大草直子というフィルターを通して伝わる言葉がある。
ほんとうにその通りだなと思った。
心が軽くなりました。
ありがとう、大草さん!
Posted by ブクログ
2020.11.18
あーすてき。大草さんの言葉ほんとうにすき。
こうあるべき、ってことに囚われてることって本当に多い。自分はどうしたいのか?を自分に問うことをクセづけていきたい。自分の人生は自分でしか舵取りできない。
こういう大人の女性がいるってことを知るだけで、生きる勇気になる。
Posted by ブクログ
笑顔が素敵な憧れの女性です。
透明感があって軽やかな生き方、まさに大草さんの笑顔の秘訣はそこにあるのだなと思いました。
生きていく中で、様々な役割を求められそれに応えなければいけないと、つい力が入ってしまいがちですが、この一冊で軽やかな気持ちになれます。自分らしくいること、いつも自分にフォーカスすることを忘れずに歳を重ねていきたいです。
Posted by ブクログ
等身大の大草さんを知れてよかった、、
こんな成功されてる方でもこんな考えがあるんだとみんな同じだなと安心しました。ファッションも考え方もとことん素敵な方だと思いました。
Posted by ブクログ
前向きに生きている姿は私を奮い立たせてくれる。個を大事にするタイプとして、参考になった。枠に囚われがちなわたしだけど、それを外して私自身を愛して自分らしく生きればいいと思えた。
Posted by ブクログ
大草直子さん、この方がファリエロサルティーのスカーフについて熱く語っているのを聞いて、私も母も愛用しています。
大草さんの生き方について書かれた本著。今まで私とは違うタイプで考え方も全然違うんだろうなと思い込んでいたけれど、深く共感するところがたくさんあった。
人生の中で、直感的に場所を変えてみたり、知らない環境に飛び込む事の大切さ。つまり「潮目を使う」と言うこと。変えたい、変わりたいと言う感覚は人生における「潮目」が近づいているサイン。このタイミングを逃さずに、いつだって良い場所を変えていける人でありたい。
絶対に編集部に入りたいと言う気持ちを持って就職浪人を決意したり、サルサにのめり込んだり、中南米に遊学したり。
成功した事例や体験を手放す怖さを乗り越え、どんどん変わっていこうとする大草さん。飽きたことを続けるのが1番怖い。惰性や無理をして、ごまかしながら何かをする事は時間の無駄遣い。自分が面白いと思うかどうか…この問いに即座に答えられないなら、それに飽きている証拠、そこに力を発揮できない。進化するためにやっていく。
5年後、10年後にどうなっていたいかを想像し、そのために何をしたら良いのか、それを逆算して考える事は、実はとても大切なこと。同感。意外と、みんなこの逆算して行動していくと言うことができていない。逆算して、今できること、すべきことを実践していくだけ。ものすごくシンプル。それに、やることが決まれば心が決まり体が動く。
キャリアは3つのステージ、3つの視点で考える。
キャリアの第一ステージは、虫の目のように、目の前のことに集中すること。自分の得意なことや、周りから認められてもらえることが何であるのか…ぼんやりと輪郭を帯びて見えてくる。第二ステージは、積み上げてきた経験や色を、社会に恩返ししていく時期。みんなに喜んでもらえること、社会に貢献できること、後に続く後輩たちのためになること…そんな視点が必要。第3ステージは、「本質的なこと」に心血を注ぐ。
誰かと比べたり、世間の物差しや価値観に合わせるなんて、意味のないこと。嘘のように思えるかもしれないけれど、頭の中で「私はよくやっている」と声出して出して言うだけでも、すごく効く。誰も言ってくれたり褒めてくれなかったりしても、自分自身で言ってあげればいいだけのこと。
①逆算思考、②人生のステージにあった考え方、③自分自身を信じて褒める、この3つが特に心に残った。
Posted by ブクログ
自分軸があれば
人を妬んだり責めたり 否定することがなくなる
生きるのが楽になる
自分も他人も否定しない
自分を楽しませる(飽きたことを続けない)
今いるところが全てじゃない
私が私らしくいられる場所
5年後のありたい を考えて逆算する
成功や実績を手放すのが怖い
秋田 先に進化はない
惰性 や 無理をしてごまかしながら何かをするのは時間の無駄
肩書きではなく タイトル
(編集長になりたいではなく自分の能力を使って皆の役に立つ)
1つ 手放せば次が入ってくる
自分軸が認められれば他人の自分軸も認められる
とりまやってみるか
やって会わなければ やめればいい
そして良かったことはみんなにシェア
与えられた命を生き切る
変わっていいこと 変わらないでありたいこと
自分に負けない つまり自分を諦めない 自分を楽しませる
Posted by ブクログ
大草さんはなんとなく知っててわりと好き、くらいな感じ。前半は彼女の生い立ちやキャリアについて書かれていて、ファンの方だったら面白いかも。後半は彼女の仕事や家庭に対するマインドが書かれていて、とっても軽やかで情熱的な方なんだなあと思った。すぐ飽きて他のことをしてしまうけど、そのくらい軽やかに生きていくことが大切、という意味のタイトルぽい。そのマインドから少しでも何か得たいなーと思いながら読んだ。
気分が乗らない時は家族に誘われても一緒に行動しない、将来夫婦関係を解消して恋人同士になるのも楽しそう、など、そのままは真似できなそうなことも書いてあったけど、自分を大切にして、子供も含め周りも尊重するというベースの考え方にはとても共感した。
Posted by ブクログ
編集者、スタイリストの大草直子さんの書かれた1冊。
以前、雑誌で見かけたことがあり
センスのいいキラキラ系ワーママの印象が強かった。
実際、この本を読んでもその印象は変わらない。
キラキラしていて、たくましい。
家庭人というよりも、働く人としての方が得意であり強みなのだろう。
働くママたちのチカラになる本。
Posted by ブクログ
絶大なる人気故のPR案件ばかりで、最近は大草さんのSNSやAMARCから離れていました。
この本を読んで、外からは分からない大草さんの本心を聴けた気がします。うまく言えないけど、聴けて良かった。