【感想・ネタバレ】パリのしあわせスープ 私のフランス物語のレビュー

あらすじ

上野万梨子さんといえば、時代の変わり目にいた料理研究家だった。フランスで修行をしたシェフが次々と帰国してレストランブームが巻き起こった1970年代後半、パリのル・コルドン・ブルーを卒業して帰国、自宅でフランス料理教室を開く。そのサロン的なクラスは一躍、予約の取れない料理教室となり、多数の料理書を出版、TV雑誌などさまざまなメディアで活躍するいわば時代の寵児だった。それが突然、1991年、拠点をパリ左岸に移す。日仏をつなぐ、料理を中心にしたライフスタイルを執筆・発信しながら、足かけ30年。唯一無二の料理研究家として今も独自のスタンスで活動する著者、待望の書き下ろしの料理エッセイ。書名どおり、おいしいフレンチやとっておきのお話がぎゅっと詰まった1冊。サラダやステーキなど、オリジナルのおうちレシピも併記された保存版!

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Posted by ブクログ

フランスの生活や街並み、料理を想像しながら楽しむことが出来ました。私は、フランス料理に全く詳しくなくて、読んでいて知らない用語や料理名を見つける度に調べました。それも、また勉強にもなるしワクワクしました。レシピや写真、食材の扱い方や生活の豆知識等も書いてあり良かったです。メモさせて頂きました。
フランスの朝市に興味を持ち、私も彩り豊かなマルシェを実際に見て楽しみたいと憧れました。また、日常的に花を飾る習慣があり、花が身近にあるのも素敵だなと感じました。フランスの生活についてもっと知りたいと思ったので、これから色々調べてみたいと思います。
素敵な本に出会えて良かったです。ありがとうございます。

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

日本の家庭にお洒落フレンチをもたらした料理研究家、上野万梨子さんの意外にも初のエッセー本。

30年にも渡るパリ暮らしと料理にまつわるエピソードとレシピはもちろんのこと、ル・コルドン・ブルーの留学時代、東京で開いた料理教室、血のつながらないお祖母さん、彼女の原点となる自由学園での12年間などにも触れられている。

マルシェで食材を買い、30年間変わらないキッチン(なんと冷蔵庫も健在!)で日々料理を作り、同じ食器に盛って日々暮らしている著者のパリ愛が感じられた。

元気のなくなった葉っぱ類は50℃のお湯につけておくと生き返るらしい。今度、やってみよう。

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

パリのエスプリが効いたエッセイ。
パリ愛を感じる。
お料理のちょっとしたコツや保存方法などが載っていて
メモする。

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2021年09月20日

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