あらすじ
著者は、消費者金融で不動産担保ローンの審査・貸付業務を10年経験した後、住宅メーカーに転身した、金融および住宅の裏を知り尽くした人物。住宅は初めての買い物となるケースがほとんどの為、皆経験無しに計画に入る。そしてその入り口となり晩年まで続く住宅ローン、入り口を間違えれば組んだ後も迷走してしまう。住宅を販売する側として、夢の始まりの家の選び方、買い方から、実際の契約法、そして夢を続けていくための不動産会社、銀行との付き合い方、その成功例、失敗例をエピソードを交えて明らかにする。 ◎「家を買う」=「住宅ローンを買うこと」、建築知識が豊富な営業マンより金融知識に長けている営業マンを選ぶべき理由 ◎住宅メーカーの坪単価の違いは建物にあらず ◎人の「幸福感」は持続しないもの「新築に感激して生活していられるのはいいとこ3年」 ◎離婚、災害……マイホームを手にした人々(住宅ローンを組んだ人々の「光」と「影」)
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Posted by ブクログ
かなりリアルなことが書かれているのでとても参考になりました。
住宅営業マンはある意味、詐欺師である
見た目は弁護士、中身は詐欺師。
銀行は35年にもわたるローンを貸付しようとし、住宅メーカーは「夢のマイホーム」を魔法のような見せ方で売ってくる。
確証バイアス(自分に都合の良いことしか見えなくなる)にやられている人ほど、多額のローンを組む前に一読しておくべき本。
契約するのは簡単でも、その後は誰も助けてくれない。住宅購入は自己責任。
Posted by ブクログ
家の購入について、知っておくべき現実を具体的に記してくれている。
火災保険、固定資産税、大手メーカーとローコストメーカーの差、選ぶべき住宅営業マン等。
ネガティブな内容が多いが、知っておく事で事前対応、心づもりが出来て良いと思う。
この本をきっかけに家の見方が変わり、より興味を持つようになった。
Posted by ブクログ
この本を読んで、自分の身の丈にあった金額のローンを組むことが大事だと思った。
新築を購入する予定の人、したい人、は読んだ方が良い。
この本で良かったことは、ローンの通し方について少しわかったこと。ローンは2回通す必要があって、事前審査と本審査。信用情報に悪いところがないことが重要。
Posted by ブクログ
このまま賃貸に住み続けるのか、家を買うのか悩み始めた時期に見つけ、タイトルに惹かれて読みました。
住宅営業マンの心理や、住宅ローンの返済不履行の事例など、ネガティブな内容ばかりでしたがリスクとして認識しておくべき内容で、ためになりました。
特に、「家を買うのではなく、住宅ローンを買う」という言葉、肝に銘じようと思います。
ローンを返していける収入の目処は立っているのか、預貯金に余裕はあるのか、今後のライフスタイルに合っているのか等、あらゆる危険やケースを想定して検討すべきで、一時的な金利や感情で買うべきものではないですね。マイホーム=資産、夢、ゴールといったプラスのイメージに流されないよう、シビアに考えないといけない問題だと再認識できました。
住宅メーカーによる価格や標準設備の違いなど、具体的な比較内容が挙げられていないので、そこは実際に家を検討するときに調べたらいいかな。
Posted by ブクログ
2021.3.21
ちょっとタイトルと内容はズレてる気がしたけど読みやすかった。もう少し実例が欲しかった。
末路は完済、死亡、売却、借り換えの4つしかないということですね。そして作者さんは売却コースだったと…。
大手ハウスメーカーの営業マンも必死だと思うけど、改めて大手では絶対建てたくないと思った。
テレビでガンガン流れてるCM、休日ごとに行われるイベントや配られるノベルティ等の莫大な経費は全部そこのメーカーで建てた人が払っているのだと思うと恐ろしい。
この本に書いてある通りだけれど、彼らは基本的に売ったらおしまいで、建てた後の顧客の生活のことなんて考えていない。いかに高い家を売るかのみ。払えないローンを組ませた家庭が破綻してもなんの痛みもない。全て自己責任。そのへん考えてない人が多すぎるよなぁ。人生で1番高い買い物するんだからみんなもっと家とお金の勉強しようよ…。
アパート暮らしも新築一軒家も、それぞれにメリットデメリットがあるから、あまり「住む箱」にこだわりすぎず、そこそこのところに落ち着いて、家に振り回されずに人生を楽しみたいなと思った。