【感想・ネタバレ】東京23区動物探検のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

東京のあちらこちらでニンゲンの生態にスポットを当てている泉さんが、動物の生態も観察してみました、というお話。
取り上げる動物は様々ですが、東京の環境に適応してたくましく生きている姿がユーモラスに、しかしある種シビアに、要するにいつもの泉さんの筆致で綴られています。

そういえば、と気になって大手町のカルガモが今どうなっているのか調べてみたら、まだ三井物産ビルに来ているんですね。ブームに踊らされるのはニンゲンだけ、ってことですか。

0
2016年11月11日

Posted by ブクログ

都内に生息する野生の(?)動物たちについて書かれた本。
泉さんが虫好きで、野鳥の会の方がメンバーに加わっているので、虫と鳥が中心。
ハクビシンなんかは出て来なくて(書かれた時代には繁殖していなかったのかも知れない)、ちょっと残念。

最近出た『カラスの教科書』や『すずめ』を読んでいたので、カラスやスズメへの考察が一時代前のものだなとも感じた。

この本を持って、たとえば、不忍池の鴨を見に行っても、現在の状況は違っていると思うが、泉さんの、東京という街、動物に対する人間の態度、に対する意見は今でも頷ける部分が多い。

0
2014年08月25日

「小説」ランキング