あらすじ
芸人BKB衝撃の作家デビュー作は、世にも奇妙な“超短編”小説集!
「Bばなな K感心 Bびっくり!
彼はいつも少しだけ哀しい、別の世界を見ているんだね」――吉本ばなな
作品投稿サイト「note」で大反響を呼んだ、“すぐ読めて、もう一度読み返したくなる”BKBのショートショート(超短編小説)が待望の書籍化!
SNS上でも話題沸騰の表題作ほか、note投稿作品を厳選し、さらに書き下ろし5作を加えた全50作品を収録。
著者によるセルフレビュー付き!
恋愛、ミステリー、SF……思わず涙しちゃう感動作から、クスッと笑えるブラックコメディまで、多彩なジャンルで魅せる大どんでん返しの連続が、読者の予想を裏切り続ける!
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
BKBさんの芸風からは想像出来なかったからギャップで尚更楽しく読めた。
興味湧いたのでBKBじゃないネタも動画で見たけどコントとかの方が魅力的で実はかなり凄い才能をお持ちなのではないかと思った。やっぱりネタ作るに当たって相当量の情報を集めていらっしゃるから文字起こしの仕方次第でおもしろかったり、かなしかったり、いろいろ作れるんだろうなと。SSの作り方上手いなあ羨ましい。まあ、私なんかがBKBさんを語ってもどうにもならないんですが笑
売れてほしいけど、全員がその魅力に気づいて欲しくないから売れてほしくないって思ってしまった笑
ちゃんと読み込んだら初めてのファンレターとか書いてみようかなあ。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白いです!!!
ショートショート小説なのに1話1話の読み応えがすごいあります✨
題名の電話をしてるふりも良いですが他にも笑える話、感動系も幅広いのでみんな楽しめると思います!
私が芸人オタクということもあって読みましたがそうじゃない方も楽しめるのでぜひ読んで欲しいです
本も買ってたけど
ショートショートは電子でもさらっと読みたくて購入。50作品のお得感。一つ一つが読みやすく、毎回斜めからオチがやってくるのでなんだか脳トレになる。意味が一瞬分からないものも2回読んだら、おーなるほど的な。自分はそういうのが好きなのでかなり好きな一冊です。あと、短いのにたまに泣かせてくるのが凄い。あと、単純にお話の幅が広い。
Posted by ブクログ
ショートショート詰め合わせ。
それぞれ引っ掛けとかオチがあって、きっとたくさんの時間を費やしたんだろうなと感動した。
ファンタジーっぽい比喩は何かを示唆しているのか?いないのか?なんて考えるのも面白かった。
Posted by ブクログ
私が知らないBKBの才能を見させてくれた作品。
身近に潜む事象や不思議をBKBの鋭い感性で拡張していて、面白かった。
話はもちろん、本全体を通しての仕掛けなども色々施されてて、いろんな楽しみ方ができる。
Posted by ブクログ
芸人さんとしては知らなかったのでなぜこの本知ったのか思い出せない。テレビか何かで紹介してたのかな…。面白いショートショート集だった。もっと書いてほしい。
Posted by ブクログ
すごく読みやすいショートショート。
クスッと笑える話やちょっとジーンとする話、仕掛けがあって2度読んでしまう話などいろいろあって楽しめました。
しかも、50日くらい毎日毎朝8時19分(バイク)に「note」に投稿してたなんて。ネタを作る人はすごいなぁ。
しずる村上さんの「BKBがこんな話を書いていること自体が壮大なボケになっている」というコメントもなんか納得。
特に好きなのは
偏見→偏見→偏見
電話をしてるふり
ベテラン刑事の最後のヤマ
人間レビュー
思い出を食べるチャペルと思い出がないミナトの物語
著者紹介にあった座右の銘が私的には良かったので。
座右の銘 『鏡は先に笑わない』
座右のBKB 『ブルーな気持ちブッ飛べ』
Posted by ブクログ
表題作をはじめ、ちょっと不思議でじんわりと優しいお話がたくさん。
BKBさん素敵な文章を書かれる方なんだなぁ。
ショートショートで多いイメージのホラーやバッドエンドのお話はほとんどなくて、こわいのが苦手な私にとってはとても読みやすくてありがたかったです。
「起承転結・結・結」や「必ず2回読んでもらうための〜」のような、読者参加型のちょっと変わったショートショートも面白くて好きでした。
ラストアフターショートショートではまさかの伏線回収まで!
最後は笑顔になって読み終われます(^^)
びっくりも
感動も味わえる
BOOK
…BKB作文難しい…笑
Posted by ブクログ
文章のギミックが面白くて、何度も読んでしまう〜!
ハッピーエンドのショートが多くて、読んでて楽しい!!表題の「電話をしてるふり」は中でも1番好きかも。
Posted by ブクログ
短編小説。「電話をしているふり」これが一番良かった。「ベテラン刑事の最後のヤマ」も面白い。ちょこちょこと面白い話がある。著者はいつもこのような事を考えて生活していると思った。流石芸人さん!!
表紙カバーが可愛らしくて不思議な感じ。「タイミング」「キャッチボールガールズバー」もまた良し。
Posted by ブクログ
スッキリと読みやすく、色々な物語の中には泣いてしまうものや引き込まれてしまう物語もありショート小説を読んだのは2回目ですが、今のところ1番私にとっては面白かったです。
BKBにこういった一面があることは和牛のラジオで知ってましたが、ここまで面白いとは以外でした。次また本を出す事があれば長編を読んでみたいです!
Posted by ブクログ
『世にも奇妙な物語 2022 夏の特別編』の中で、「電話をしてるふり」がドラマ化されているのを見て、そういえば原作本が家にあったなと思い出し、積読本の中から手に取りました。
芸人のバイク川崎バイク(BKB)のショートショート小説集です。
常日頃から、コントはお芝居のようなものでもあると思って見ているので、ネタを作っている芸人さんたちは、物語を作る才能にも長けていると感じます。
ショートショートの作品には、様々な不思議な話が入っていますが、ユーモアの中に「死」や「生」が含まれているものが多かったです。
50作品が収録されていて、発想の豊かさや独特の語り口に魅かれ、楽しく読みました。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ濃厚ですんごい楽しめた1冊でした!!!!
BKBが本出したことは知ってたけど、手に取るタイミングが見つからず、やっと読んだ。というのも、世にも奇妙な物語になったというツイートを見て即買いに行った(世にも奇妙な物語、録画したまま観れてない…怖いやつもたまにあるから1人で観る勇気ない…)
表題作「電話をしてるふり」は、大阪帰る時の電車の中で読んだんんやけど、周りの目を気にすることなく泣いてしまった。
なんやろう、ありきたりそうやのに、すごい自分自身の中にすんって入るから感情移入しやすいのかもしれない。本当に心あたたまるめちゃくちゃいい話やった…!!!!!!
収録作は、特に「ちょっと聞いて さっき死んだんだけどさ」が好きすぎた!!!「私の名前は笹原香織です」「あちらのお客様からでした」「歌が聴こえる」も良すぎた!!!!
こんな短編やのに最後の最後までオチがわからんからワクワクしたなあ〜〜(たまに私の頭が追い付かず、オチが理解出来んやつもあったけど…素直…)
書き下ろし(話以外にもさらにワクワクが詰まってた、粋なことするやん!と思ったよ)も、あとがきも、レビューも楽しませてもらったな〜!!という気持ち。
ただ、BKBを知っているから脳裏にずっとBKBの顔が浮かんでた(笑)こんな素敵なストーリーを作り上げれるなんて!すごい!単独行ってみたいな!って思った〜〜
レビューの中にヒューマンさんの名前出てきた時はニコニコ止まらんかった︎︎︎︎☺︎笑
疲れた時とか、長編読む時の合間に読むと
とっても癒される1冊でした〜〜♡
Posted by ブクログ
1話4ページほどのショートショート集。
小説というよりは、ちょっと友達の話を聞いているような軽快なストーリー。著者がコントを作る人だけあって、構成が上手い。
内容はベタなところもあるけど、恋愛もの・人情噺・思考実験・微ホラーと、ジャンルが多岐にわたっているので、なんとなくお得感。
個人的に、ラストに仕掛けのある短編集が好きなので、久々にそういう本に当たって楽しかった。
Posted by ブクログ
BKBがこんなに爽快感あふれるお話を書いていたなんて意外だった。どの話にもちょっとした仕掛けや裏切られる展開があり、楽しみながら読むことができた。表題作の「電話をしているふり」は特に心温まる感動的な結末でとても素敵。
Posted by ブクログ
BKBにショートショートの才能があったとは…。ショートショート小説集だけあって、気軽に読みやすい。普段あまり小説を読まないような人におすすめの作品。
Posted by ブクログ
ショートショートなので、短い移動時間などでも読みやすいし、スッと物語が入ってくる。
普通このネタを使うとバッドエンドになるだろうというものでもハッピーエンドになっていたり、クスッと笑わせてくれるオチになっていたりするのが面白い。
こういう短い話の中でちゃんとオチがあって面白ネタのある話を書くことに、芸人さんは向いてるのかもしれない。
Posted by ブクログ
ショートショート大好きな自分にとって50作もの話が盛り込んであるのが素直に嬉しかった。
面白そうなことにアンテナを張ってたり、独自の角度から見てたりする芸人さんは確かに話を作るのに向いているのかも。
コントとショートショートは短い間に起承転結を詰めなくてはならないところが似ている。
各話ごとのエピソードやテーマなどが巻末に解説されていて、それを読むのがショートショートを読むのと同じくらい面白かった。
Posted by ブクログ
帯にもそれらしきフレーズがあるけど、『世にも奇妙な物語』を超短編小説に詰め込んでみた、みたいな感じ。テンポよく読めて、どれもしっかり喜怒哀楽を揺さぶられる辺りショートショートならではの面白さが詰まっててすごく好き。
叙述トリック好き過ぎだろ!とは思ったけど
Posted by ブクログ
元々バイク川崎バイクを知ってたので最初は「あの芸風にこの文体!?」と頭が追いつかなかったけど、どの話も暖かさがあって読むうちにコロナ禍で荒んでいた心がどんどん癒されていった。
この本もコロナ禍で生まれた本とのことなので、個人的にはコロナ禍を一緒に乗り越えてくれた本という印象が強い。
どの話もサクッと読めるので、忙しいときでもちょっとずつ読み進めることができた。
Posted by ブクログ
一つ一つの物語が短いので読書嫌いには読みやすかった!様々な喜怒哀楽をこの本から感じることができた。
ただそれでも途中で疲れてしまった。これは私のせい。
Posted by ブクログ
ショートショート集で色々なジャンルの話があり、ちょっと星新一っぽいものもあった。
最後にオチを用意しているものが多く、芸人さんが買いた本だなぁと思った。
少し泣いたものもあり、?なものも笑ったものもあり。
Posted by ブクログ
常に物事を考えている人の文章はやはり面白い。
【花言葉】
【cigarette small love】
【私の名前は笹原香織です】
【電話してるふり】
【Umbrella on a Sunny day】
【歌が聴こえる】
【思い出を食べるチャペルと思い出がないミナトの物語】
お気に入りでした。
優しい気持ちになるハッピーエンドにどうしても偏りがちになる自分には素敵なお話。
寒い今日この頃、心の奥の方が熱を持っている。
Posted by ブクログ
どんな展開がくるだろう、と楽しく読みました。
解説が丁寧に書かれていたり、書き下ろしがたっぷりあったり、バイク川崎バイクさんの人柄を感じました。
『偏見→偏見→偏見』(小説ならではでよい)、『私の名前は笹原香織です』(本人がラノベ風を目指したと言っていて、確かに!と思いながらもとてもよい)、『物忘れをする本当の理由』(勇敢な彼を覚えていよう)、『思い出を食べるチャペルと思い出がないミナトの物語』(ラストをどう解釈したらいいか…どちらともとれる、印象的)が好きでした。
Posted by ブクログ
表題作の朗読劇を観たのがきっかけで手に取った。
オチがわかりにくいものもありましたが、
いろんなジャンルのショートショートが読めて、
短編好きなら読んで損はないのでは。
Posted by ブクログ
内容は星2 あとがきと解説で情に流され+1
ショートショートをよく読む人なら、途中でオチがわかってしまう。
同じような内容でもっとうまい話を知っている、そんな感想になると思う。
恋愛と死人、叙述が多くて読んでいて「またか」と感じること多々。
今風の会話が冗長で、ショートショートに大切なキレが失われてしまっている。
オチに作者が登場して「実はこんな話でした」と説明するスタイルも好きじゃない。
そんな中で面白いと感じたもの。
「知ったかぶり」
タイトルと内容のかかり具合。wオチ。上手い。
あとがきで創作の苦労話が載っていて、そういうものを目にすることがあまりなかったのでそれは楽しめた。