【感想・ネタバレ】自動車 新常態(ニューノーマル) CASE/MaaSの新たな覇者のレビュー

あらすじ

【コロナショック後の自動車産業を徹底分析! 】

■100年に一度の大変革に直面する世界の自動車産業は、モビリティ産業への変革を迫られている。電動化をはじめとする「CASE革命」の大激変、MaaSへの対応を進めるべく、世界の自動車産業は次々と手を打ってきた。そのさなか、新型コロナウイルスが突如として猛威を振るい、世界は一変した。本書は、業界を代表する人気アナリストが、コロナショック後の自動車産業への影響をいち早く分析し、中長期的な展望を示す注目の書。

■ 世界の自動車市場は、コロナショック後の短期的な需要急減を乗り越え、驚くほどの急回復を見せつつある。しかし、人々の行動は地域によっては大きく変容し、ディーラーを含めた自動車産業全体に、質的にも量的にも多大な影響を及ぼしつつある。

■本書は、ウィズコロナ時代の自動車産業における新常態(ニューノーマル)――世界の移動ニーズと消費行動、市場特性の変化を読み解き、説得力のある数字に基づいて先行きを展望する。とりわけ、2022年以降と見られるアフターコロナ時代に向けた構造変化を解説。画一的な世界ではなく、地域の特性により、より多様な状況が現出すると見通す。大きな影響を受ける部品メーカーへの影響も取り上げる。終章では、ハードウェアからソフトウェアへと価値が移行する大きなトレンドの中で、自動車産業に関わる主要産業(OEM、サプライヤー、ディーラー)への指針を示す。

■各社の2020年第一四半期決算など最新動向を踏まえた展望は、業界関係者や投資家必読。日経ビジネス人文庫『CASE革命』との併読で、自動車産業の将来像が掴める。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

コロナは、変化を加速させる。

在宅勤務率と公共交通の利用率で
都市を累計するのは、面白い。

これから、さらにどうなるか、見極めが必要。
コロナの影響しかり、
ロシアの影響しかり。

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2022年04月08日

Posted by ブクログ

コロナが自動車産業に及ぼす影響がグローバル視点で書かれている。個人的には業務上で知りえる情報ばかりだったが、エビデンスを絡め分かりやすい内容だと思う。

自動車のオンライン販売に特に日本いるとそこまで普及していない印象だが、アメリカなどでは浸透していくとの予想で参考になった。

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2022年04月18日

Posted by ブクログ

コロナが自動車業界に与えた大きなインパクト。
これによって、自動車業界は今後どう変わっていくのか?主に自動車メーカーの観点から綴った内容。
一口にコロナの影響と言っても、業界によって異なるし、会社によっても異なっているのであるが、
殊自動車業界においては、これまでの延長線上の流れにいるのは変わらないまでも、
その変化のスピードが極度に増したのであることがよく理解できた。

中国に過度に傾倒していたサプライチェーンの問題しかり、
各国・各市における公共交通機関とのバランスしかり、コロナによって多く変化ももたらされた。
自動車業界に身を置く我々が考えておかねばならないことは、こうした流れの変化の中で、
如何にビジネスモデルを適応させたり、新たなものを立ち上げていく必要があるのか?という点に尽きる。
本書にもあるが、総じてデジタル化の遅れていた自動車業界が、コロナによって、CASEの実現が確実に早まったとある。
早まったのだとすると、それに備えて我々は何をすべきであるのか?
常日頃から考えておくべき必要性を痛感。この類の本は常にアンテナを張っておく意味からも、定期的に読んでいく。

テスラが何故急激な成長を果たすことができたのか?この点もよく理解できた。

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2021年05月01日

Posted by ブクログ

第7章(最終章)を読むだけで十分価値あり、むしろそれ以外は少しマニアックで退屈だった。

最も印象に残ったのは、ハードからソフトへの移行が加速してもものづくりを軽視するわけではない。あくまで ボーリングの1番ピンとしてソフトウェアを狙い、その最も後ろにあるハードウェアにヒットし、良質廉価なものづくりが極められるというところ。

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2021年01月31日

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