あらすじ
嫌われているかも……。失敗してしまうかも……。幸せになれないかも……。心の底に巣くうこれらの不安が消えたときから、仕事も人間関係もぜんぶうまくいく。さあ、「幸せオーラいっばい」の本書の物語を読むことから始めよう。症状改善率98%のカリスマ心理カウンセラーが書いたこの「7つのストーリー」には、よい暗示が埋め込まれ、読者に安心と勇気をもたらす。あなたの潜在意識を書き換えて、幸せがやってくる“奇跡の物語”。
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Posted by ブクログ
タイトルが"大袈裟なキャッチコピー"(誇大広告気味)であることは,理解した上で手に取ったし読んだので,個人的には特に問題無いが,食品等ではより厳しく非難されるものが,こと書籍においてだと見過ごされがちになるのはいかがなものかとも思う(笑)
イラストが好みのタッチであったことと,童話のような形式の物語に惹かれて購入したので,その部分に関しては特に不満は無かったが,強いて言うならば,思い描いていたような普遍的な「童話らしさ」が感じられる話は,実はそれほど多く無かったという点が,少々残念だったように思う。
これは意外と心理学の実地的な理論に基づいた内容の表現が多かったとも言い換えられるので,読む人によっては長所になるとも思われる。
(なお,著者は「暗示」と称しているけれども,暗示というよりは,一般的に心理学で用いられる考え方や手法を物語の中に組み込んで,そのまま説明しているだけと表した方が正確だろう。)
総じて,悪い本ではないけれども,際立って良いと思える部分は見出しにくかった。
私と同じく,イラスト目当てで買うくらいがちょうど良い気はする。