【感想・ネタバレ】現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 3のレビュー

あらすじ

現代社会を舞台にした乙女ゲームに転生した悪役令嬢・桂華院瑠奈。
21世紀を迎えた日本では恋住劇場が開幕し、瑠奈はその中で『小さな女王陛下』として辣腕をふるっていた。
子供の身でありながら国政だけでなく世界情勢にも関与し、事業としても新宿新幹線の開通を目指す。そんな瑠奈の特異性を嗜め、『子供のままで居なさい』と叱る大人は、政策的には敵対する恋住総理ただ一人だけ。
それでも、瑠奈は新たな味方として赤松商事の精鋭である岡崎祐一を引き入れ、起こりうる未来の回避に全力を注いでいく。
――そして迎える2001年9月11日。
九段下桂華タワーで落成記念パーティーを催したこの日、世界が変わる。
「ゆっくり休みなさい。そしてありがとう。ここからは、大人の仕事だ」
現代悪役令嬢による日本再生譚、第3幕!

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「北海道開拓銀行を買収するわ」
悪役令嬢による日本再生譚!

乙女ゲームの悪役令嬢・桂華院瑠奈に転生してしまった主人公。
舞台はバブル崩壊後の現代日本。
華族制度や財閥の生きている、現実とは少し異なる世界。

彼女は前世の知識を活かして破滅へと向かう自身や身内の立て直しを図る。
さらに破綻寸前に陥った銀行の買収をはじめ、様々な企業の救済に奔走。やがて大物政治家とも関わるようになり…

本作は悪役令嬢モノでありつつ、攻略対象のイケメンキャラそっちのけのガチ内政モノとなっています。
(イケメンキャラ達との日常シーンはちょいちょいあり。)

バブル崩壊後の史実をベースにしていることから、そのあたりの政治・経済ネタが分かる方にはニヤリとできる要素満載。
戦記モノ好きな方にもおすすめです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今回はかなり硝煙臭い話がメインですね。まあ、911前後だからしょうがないか。 911に向けてあれこれ手を尽くしたが…失意に陥るがやはり小学生が背負うには重すぎるよな。 瑠奈のメイド衆が活躍し出して面白くなったな。

個人的には佐藤大輔の「征途」ネタがあったのには笑った。この日本は戦艦でも保有しているのか?と思った

新居昭乃の曲や艦これネタと個人的にくるツボだったな

アニーシャさん。挿し絵で見ると属性盛りまくりな気が(笑

1
2023年07月05日

購入済み

おもろすぎる

この本は絶対読んだほうがいい。
内容然り文章力然りどれをとっても素晴らしいと思う。登場人物も実際に存在する人物もいたりするから想像しやすく、現在の政治などとの差があったりするから面白い。少し複雑なところもあるけどその部分を考えるのを面白味の一つとなっていると思う。

1
2021年11月01日

ネタバレ 購入済み

頑張るお嬢さま、

頑張る御曹司達。
そーだね、せめて肩を並べたいよね、
好きな娘とは。
…ルナちゃん、罪な娘だねぃヽ(`▽´)/

#ドキドキハラハラ #深い #シュール

0
2023年08月27日

Posted by ブクログ

『あのテロ』が絡んだり、より大規模になっていたり、アフガニスタンが史実以上に悲惨になっていたり(誤差の範囲?)三巻はハードだったな。
PMCが合法化されてたり、『二等市民』のゲーテッドシティがあったり、日本もまた物騒な世界ではある。

それでも、新幹線が四国まで走ってるんだよなあ。

0
2021年12月08日

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