あらすじ
なぜ人は本当に勉強するのか? 「算数」や「理科」「国語」は大人になっても“頭のよさ”に必要です!
どうして、大人になっても役に立たない「因数分解」を子どもは学ぶ必要があるのか。そもそも子どもは「算数」や「理科」、「国語」などの勉強をどうしてするのか。受験に合格して「いい会社に就職して、高い給料をもらうため」なのか。それを目的とするならば「別に高い給料は欲しくない」、「いい会社に就職したいと思ってない」という子どもは、勉強をする必要性がなくなる。しかし、勉強を学ぶということは、人の「人生」を豊かにしてくれる。その学ぶという行為の根本的な意義はどこにあるのか。人はなぜ学ばなければならないのか。そういう観点から「学び」の大切さを分かりやすく解説いたします。
【主な内容】
第1章 「算数」や「理科」はなぜ勉強するのか
学びは人を生かす/勉強は自己表現が大切……ほか
第2章 なぜ人は学ぶのか
生きる勇気がみなぎる/偉人を自分の味方につける/乗り越えられる「死」の恐怖/孤独からの逃避
第3章 「賢人」の学びに教わる
『論語』は学びを基本にした道徳「/ソクラテス」の学び「/ニーチェ」の学び
第4章 自信のある生き方をする
苦労した分だけ確かな自信につながる/言葉の力に目覚める/他者性が自分を強くする/貪欲に学びのチャンスを活かせ
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Posted by ブクログ
すでに何冊も同様な本を出していますが、
常に言い続けることこそが齋藤氏の使命
であると考えているのでしょう。
そのくらい学ぼうとしない人、学びたい
けれど、どうしたら良いのか分からない
人が増えているのでしょうか。
「どうしで人は学ばないといけないのか」
という素朴な疑問に答える「なぜ勉強す
るのか」「なぜ人は学ぶのか」から始ま
り、「学んだ先には何があるのか」「学
びが身についたというのは、どういう状
態を言うのか」など、改めて聞かれると
答えに困ってしまうような疑問に答えて
いきます。
やっぱり人は生きている限りは学び続け
ることが「生きる」と言うことなのだな
と思い知らされる一冊です。