【感想・ネタバレ】テクノロジーをもたない会社の攻めのDXのレビュー

あらすじ

非IT企業・非デジタル企業が秘める破壊的成長力

いまや「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という言葉を新聞・ネットニュースで見ない日はありません。これまでは「我々の業界とは無縁だ」と思っていた経営者であっても、もはやデジタル化への対応に本気で取り組まなければと考えているのではないしょうか。
日本経済がコロナショックから元気を取り戻すためには、多くの企業がデジタル時代に適応した企業に生まれ変わることが不可欠です。その中で重要な役割を担うのが、IT企業でもネット企業でもない、製造業、流通業、金融業などの事業会社であり、いわゆる非IT企業がデジタルシフトにおいて主役を演じ、まさに攻めのDXを推し進めていくべきだと考えます。
本書では、非IT企業であるさまざまな業種の企業がデジタルを活用することによって飛躍的成長を遂げる可能性を示していきます。また、経営者がどのような考えを持ち、どのようにデジタル化を従業員と進めていくかという、非IT・非デジタル企業のDXのあり方を解説します。
DXに関しては、技術的に難解な説明は多数聞かれますが、本書では私たちの身近に起こっていること、一般的な企業が直面している問題に目を向け、技術者でない方々にもわかりやすい解説を心掛けました。非IT企業の非IT人材がDXの本質と可能性を正しく理解し、一歩を踏み出すことこそが、企業の変革を確実に前進させると信じています。

【もくじ】
第1章 非IT企業こそDXを進めるべき理由
第2章 テクノロジーを持たない会社でもDXは成功する
第3章 非IT企業にとってDXは何を意味するのか
第4章 デジタルを経営に取り入れるためには
第5章 DX実現に向けて社員を動かす

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Posted by ブクログ

DXとは「企業をデジタル”で”変革する」のではなく「企業をデジタル”に”変革する」ことを意味する。データやデジタル技術は手段ではなく前提だとして製造業、流通業、金融業など非IT企業こそDXを推進すべしと鼓舞します。デジタル時代の組織カルチャーとは、デジタルを前提とした人々の行動パターンとそれを規定する組織規範であるとして六つ挙げられています。この辺りはローレンス・レッシグ言うところのアーキテクチャー、コードで上手く持っていければデジタルならではかなと頭をよぎりました。先日のITR IT Trend 2020での講演では時間の関係で割愛したと思われる背景や事例そして経営者への提言なども詳しく書き込まれていて、とても良い復習になりました。

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2020年10月11日

Posted by ブクログ

事例も多く取り上げられわかりやすい。経営者向けの本だったかも(途中難しかった)
コロナ時代に合わせた最新情報がつまってるのでDX興味ある人はぜひ。

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2020年10月31日

Posted by ブクログ

今流行りのDXをさっと理解できるので、重宝します。

これ読んだからと言って、会社をDX化できるほど、
会社は簡単なものじゃないですが、
でもこの辺りの知識は押さえた上で、
自社固有の事情や状況を加味して、考えていくのでしょう。

世の中の変化が早くて、業界や会社に限らず、
DXが無視できないものになってきたが故に、
上から下の階層まで読んでおきたい概念です。

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2021年02月28日

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