あらすじ
医療現場の驚愕エピソード満載……レントゲン写真は自ら保存すべし。薬価のカラクリ。「善人医者」は恐ろしい――20年間にわたり、心臓外科の最前線に立ち続けるカリスマが、皮膚で感じた、医療現場のあるがままの混乱とカラクリ、そして希望を、ホンネで熱く吐露した。望ましいのはとにかく臆病な医者、高価な最先端医療機器は信用できるか、新薬は「新」たに儲かる「薬」、新しい手術方法の問題点……。目からウロコが落ちる医療エッセイ。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「心臓血管外科医が教える病院のウソを見抜く方法」と副題がふってある。批判的な文面で医療現場の裏側と実情を吐露している。こんなこと書いてもいいのか?と心配になるくらいご自身の意見を書いておられる。…なるほど敵も多いわけだ。所々に、著者の考える医療者としての在り方が描かれていて参考になった。
前半は現代医療現場の実状が、後半はより観念的な話が展開されていて、楽しめた。
賛否あると思うけど、異端からのメッセージとして受け取ればよいと思う。