【感想・ネタバレ】隠れ町飛脚 三十日屋のレビュー

あらすじ

「普通の飛脚屋では扱えない『曰くつき』の品であること」「お代はお客自身が決めること」そんな二つの条件に見合った品だけを届けてくれるというのだ。三十日屋を営むのは年増の女性・お静。とある過去を抱えているようで――

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Posted by ブクログ

歴史好きで、可愛い表紙だなと思って手に取ったが大正解。心があったかくなり、背中を押されるようなとても良い本。人は誰しも、顔には出さないけれど人に言えないようないわくや悩みを抱えて生きていて、それをこっそり誰かに打ち明けたり、頼ったりすることで助け合えるんだなと感じる。 主人公のお静さんも、そんないわくを抱えて生きている一人。悩んだり、人に心を開けなかったり、うなされて寝れなかったり、そんな中でも少しずつ毎日を過ごして生きていこうという姿に勇気をもらえる。街や料理の描写も素敵で、続きを読みたくなる本。

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2022年05月16日

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