【感想・ネタバレ】さいこうのスパイスのレビュー

あらすじ

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どんな料理を食べても「まずい」というリスのぼっちゃん。そんなぼっちゃんにおいしく料理を食べてほしいと願うリスの執事は、町で人気のカフェを訪ねました。そして、シェフであるオオカミに頼んで、ぼっちゃんのためにおいしい料理を作ってもらうことになりました。さっそく、ぼっちゃんは、オオカミシェフの自信作を食べてみますが……、「まずい」の一言しか言いません。ショックを受けたオオカミは、どんな料理もおいしくなるという、まぼろしの草を取りに山へ登ることにしました。ところが、途中で岩から落ちてしまい、友達のクマに助けられます。弱っているオオカミのために、クマが出してくれたおいしい料理に感激したオオカミは、そこで大切なことに気づき……。おいしい料理を作るための本当のかくし味とは? 心を通わせて、みんなで楽しく食事をすることの大切さが伝わります。優しい文章とパステルの美しいイラストが魅力の幼年童話。 ※亀岡亜希子さんは、現在は「かめおかあきこ」として創作活動をしています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

絵本に近い児童書。文章は多めで、気持ち早めに読んで15〜20分程度。
子ども達に読み聞かせした本。小学1年生〜3年生向けとあったが、大人でも読みながらほっこりする内容だった。児童書ならではの表現が分かりやすくて優しい気持ちになる。「わらった口のような三日月がかがやく夜」が好きなフレーズ。
リアルでは怖い存在になりがちなクマとオオカミがグッジョブなのもいい!

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

どんな料理でもまずいって言うリスのぼっちゃんを、おいしいって言わせるオオカミさんの料理を食べてみたいなぁ。

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2021年03月16日

Posted by ブクログ

森で評判のカナノリーモ・カフェ。そこのシェフはオオカミさん。
そのオオカミさんを訪ねてきたリスさんが言うには、自分のお世話しているリスの坊ちゃんは、何を食べてもまずいと言う。どうかオオカミさんの料理を食べさせてあげたい、と。
オオカミさんは腕をふるってリスの坊ちゃんに料理をつくるが、感想は「まずい」と。
プライドが傷ついたオオカミさんは、最高のスパイスとなる「おいし草」を使うことにした。そのため、トンガッタホルンという険しい山に登ったのだが、足を滑らせて…


本当に美味しい食事に必要なのは、スパイスではない。
リスの坊ちゃんはいつも1人でご飯を食べていたけど、そうではmなく、一緒に遊んで、一緒に食べて。それが最高のスパイスとなった。
家族の食卓もそんな笑顔にあふれたものだったらいいのにな。

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2017年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

たんぽぽサラダにどんぐりとくるみのグラタン、そらまめポタージュにきのこクリームスパゲティにキイチゴジュース…森の人気カフェ、何しろ出てくる食べものがみんなとびきりおいしそう。…どんなご馳走を出しても「まずい。」というりすのぼっちゃんに、森の名シェフおおかみが腕を振るっておいしい、と言わせようとするシンプルな物語絵本。料理技術にばかり必死になっていたおおかみが、高山の難所に「おいし草」という魔法のスパイスを採取しに行って命を落としかけ、クマに助けてもらい、大切な食糧とあたたかい心、楽しい時間で最高のおいしさを知る、という定型。優しくて楽しい、あたたかい可愛い絵本だ。

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2013年09月22日

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