あらすじ
絶え間ない献身×溢れ出す劣情
愛執の連鎖は、強く深く絡みつく――。
何度も繰り返し突きつけられる
このままじゃ“誰ひとり救えない”と…
40年前、悪魔崇拝の犠牲となった2人の青年。
相次ぐ【堕落者】殺しの鍵を彼らが握っていると確信したランスは、ギルバートと共に惨劇の場となった孤児院を訪れる。
そこで目にしたのは、想像を絶する“サバト”の痕跡だった。
事件の核心に近づいていくランスに対し、ギルバートは複雑な表情で見つめていて――?
過去と現在。
交錯する思いの果てに見えるのものとは――。
話題の超常現象サスペンスBL、待望の第2巻!
日本版コミックスだけの加筆描き下ろし6pに加え、配信版のみ番外編が多色刷りとなる豪華仕様!
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Posted by ブクログ
北米・アジア圏でヒット作ということでどこらへんが読者のツボに入るのか考えながら読んでました(苦笑)。
左から右読みとコマ割りは数ページで慣れました。
過去の亡霊、エクソシスト、傷痕、サスペンス、ホラー...海外小説でありそうな展開。プラスM/M要素。
重厚なカラー絵の厚塗りは、西洋の絵画を彷彿とさせます。
ランスとギルは現在起こっている事件をきっかけに、『すべてのはじまり』であり『物語の核心』となる孤児院へ。
気になるのはランスと居る時間、ギルはずっと人格が乗っ取られているのでしょうか...ランスへの想いはギルバート〈だけの〉の恋情や執着でありギルのものではないということ?
〈霊魂侵蝕〉されているのはギル?
はたして物語がハッピーエンディングになるのか...。
カラー絵(先生のTwitter要参照)は人影や花(ワスレナグサetc)や花の置き方から読者に想像させて示す描き方がワクワクしたり切ない気持ちになたったりドキッとしたり。そこから散りばめられている大まかなのストーリーや伏線は読めるのですが、次巻で完結のようなのですっきり解決を待ってます!