【感想・ネタバレ】物理が楽しくなる!キャラ図鑑のレビュー

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Posted by ブクログ

物理というとどうしても難しいというイメージがある。そんな中で今回の本は、様々なものをキャラクターに見立てて説明している。こういう本は昔、読みたかったなあ。





所々に興味深い現象を紹介しているぶつりの休憩室というページがある。言われてみてば気になるにがこすると消えるボールペン、フリクションボールペンだ。






一体どうなっているのかというと、温度が変化すると色が変わるインクを使っているので、60°c以上の温度になると消える。ペンの頭に付いているラバーが消しゴムとして機能する。便利なペンができたものだ。






不思議と言えば、お店で定食を注文して、味噌汁の蓋を開けるときに苦労することがある。どうしてなのかというと、中の空気が冷めていて、圧力が下がる。その結果、外からの圧力が強くなり、蓋が開けにくくなる。






ついでに、テーブルの上に味噌汁のお椀をのせると、誰も頼んでいないのにスケーターのように滑ることがある。その理由は、お椀を支える部分とテーブルの間で空気が温められて膨張する。それによって、お椀を浮かす力がはたらき、摩擦力が小さくなり滑る。味噌汁のお椀に避けられているわけではなかった。






物理について今回の本のように親しみやすいものがあると理解の仕方が違うなあ。

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2020年12月18日

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