【感想・ネタバレ】緑の庭で寝ころんで 完全版のレビュー

あらすじ

ふるさと福井で、北海道の大自然の中で、のびやかに成長する宮下家の三兄妹。
その姿を作家として、母親として見つめ、あたたかく瑞々しい筆致で
紡いだ連載「緑の庭の子どもたち」(月刊情報誌「fu」)6年分を完全収録。

さらに本屋大賞受賞時のエピソード、
自作解説ほかエッセイ62編、
掌編小説や音楽劇原作など創作5編も収め、
宮下ワールドの原風景を堪能できる一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久々に宮下奈都のエッセイ。「神さまたちの遊ぶ庭」以降の3人の子供たちの話を中心に、「羊と鋼の森」本屋大賞受賞前後の話や、ブックレビューなども収録。

読みやすいけど深い、「そうやねん、それそれ」と何度も得心することばっかりで、読んでて引き込まれる。
文章を愛し、音楽を愛し、家族を愛し、生活を愛し、北海道を愛し、福井を愛する。そういう宮下奈都の生活を読むごとに「俺も今の幸せきちんと味わって生きないとなぁ」と感慨にふけってしまう。

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2025年05月27日

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