あらすじ
実は、ナイルもインダスもドナウも、実は「川」という意味だった。地名の謎がこの1冊でわかる!
世界各国の国名・首都名の由来がわかる「大索引」つき
地名にはその土地の歴史が込められている。地形、戦争、民族の移動、大航海などで生み出されてきた地名の数々には、人類の歴史が刻まれている。
超ロングセラーとなった2000年刊の旧版を全面的に増補・改訂、ボリューム増。全カラー図版にした。
[目次]
序章 外国語地名との出会い
第1章 「自然」が生み出した地名
第2章 地名は古代地中海から
第3章 地名を変えたゲルマン民族の大移動
第4章 スラブ人たちの故郷
第5章 大航海時代が「世界」を発見した
第6章 モンゴルが駆けぬけたユーラシアの大地
第7章 ユダヤの離散とイスラームの進撃
第8章 アメリカ――新しい国の古い地名
第9章 アフリカ「黒い大地」の伝説
大索引 国名・首都名でわかった地名の五千年史
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界各地の地名の語源や成り立ち、由来がわかる本。
序章 外国語地名との出会い
第1章 「自然」が生み出した地名
第2章 地名は古代地中海から
第3章 地名を変えたゲルマン民族の大移動
第4章 スラブ人たちの故郷
第5章 大航海時代が「世界」を発見した
第6章 モンゴルが駆け抜けたユーラシアの大地
第7章 ユダヤの離散とイスラームの進撃
第8章 アメリカ ー新しい国の古い地名
第9章 アフリカ ー「黒い大陸」の伝説
大索引 国名・首都名でわかった地名の五千年史
索引(五十音順)、主な参考文献有り。コラム有り。
カラー画像、地図多数有り。
地名には、様々な歴史が込められています。
地形、気象、距離、神話や伝説、発見、戦争・・・その語源や、
成り立ち、由来を言語で知れば、その地名の意味がわかる内容。
単純にその地形や状況から付いた地名もあれば、
歴史の変遷が影響した地名もあるし、誤訳や蔑視までもある。
支配者や国の事情によって何度も変わる地名もある。
語源からすれば、地名以外にも関連があったりするのは、驚き。
主な地名の接尾辞、接頭辞や主な国の擬人化も載ってるし、
大索引の国名・首都名には漢字表記の当て字も。
エピソード的雑学もあり、“地名”の知識を大いに愉しめました。
Posted by ブクログ
2000年の著作だけあり、今より世界情勢の混沌と距離が近い感じがする。
フェニキア人の"東"assがAsiaの語源という所で膝を打った。流し読みで誤植が2箇所あったので、探せばもっと有りそう。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて購入。ただタイトルの評価は難しい(笑)地図がそこまでたくさん出てくる本ではない(出てはくるが、本の厚さとタイトルから考えれば少ないだろう)。
世界の地名の語源・由来についてひたすら記された本と言えば良いだろうか。
この本の知識を覚えるのは厳しいので、辞書的に持っておくのが良いと思った。
Posted by ブクログ
今年のアメリカ大統領選挙では、二極化が極限まで進展したアメリカ社会のゴタゴタもあり例年になくアメリカの州や都市名に詳しくなったが、僕にとっては本書のおかげでもある。本書を片手にニュースを見るのは本当に楽しかった。索引がとても助かる。