【感想・ネタバレ】さいえんす川柳 「研究者あるある」傑作選のレビュー

あらすじ

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〈気になるの インスタ映えより ショウジョウバエ〉
〈ボスの言う「最近どう?」は「結果まだ?」〉
〈あぁ、その日? 俺はいいけど ハエがダメ〉
〈教授から 頼まれ答えは イエスかハイ。〉
〈息子より 細胞の世話 妻激怒〉
〈研究費 削りに削られ 大吟醸〉
―――誰かと分かち合いたくて、一句詠んでみました。

理系の間で密かに話題! 研究者が詠む、研究者のための「あるある川柳」。
自分の予定よりもマウスやハエの都合を優先し、毎日世話している細胞にときめき、誰もいない深夜のラボで実験の成功を噛み締める……。
実験をこよなく愛し、論文アクセプトのために奮闘するライフサイエンスの研究者たちが、笑いと悲哀に満ちた日常を綴ります。
川柳イベント『川柳 in the ラボ』に投稿された6815句の中から厳選した、傑作170句をご覧あれ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

チップ詰め、細胞培養、マウスのあれこれ、ボスとの飲み会…
あまりに解像度が高くて、「これ、当時の学科の研究室の人たちが書いたのでは?」と思うほど刺さるネタばかり。

実験の合間や待ち時間にサクッと読めて、思わずニヤリとしてしまう一冊。

ブルーバックスらしからぬ(?)ゆるさと深さが絶妙。ぜひ。

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2025年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読書記録です。まだの人は読まないでね。

「よし逃げろ 学会帰りの ボスが来た」のページで腹筋崩壊。他の職場でもキケンな上司の無茶振りを避けるため、目線を合わせないとかあるから一緒やな~と思ったけど、白衣を来たインテリの研究員が丸見えの隠遁の術を使うとか…川柳もおもしろかったけどイラストが秀逸でした
「7エタで ラベルが消えた 君の名は」も映画のイラストと「やっちまったよ…」のコメ付きで爆笑!
理系とは縁もゆかりもない文系おばちゃんだけど、わかりやすい解説付きで一気読みしてたくさん笑わせていただきました。

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2021年02月21日

Posted by ブクログ

個人的に好きなの

科学者と いえども最後は 神頼み

一枚の 写真のために 2年間

いつもいる そういうきみも いつもいる

家よりも 生活感ある 研究室

朝帰り 違うのこれは ラボ帰り

実験が 全て順調 嫌な予感

転んでも サンプル無事なら 大丈夫

光ってる ネガコン一番 光ってる

時短機器 優秀すぎて 休めない

研究職 あるのは任期で 任期じゃねえ

クリスパー ゲノム切れずに 教授キレ

触れちゃダメ エチブロ(発がん性)、アザイド(爆発) ボスのミス

付けたいな ボスの背中にプローブを

ボスの指示 女心と 秋の空

キムワイプ 借りた先輩 今の嫁

発現を 制御できない 恋心

オタクでも 白衣マジック 2割増し

恋愛に 求めてはダメ エビデンス 

実験を 教え、教わり 恋になり

予備実験 できたらいいな 恋愛も

別れても 卒業までは 同じラボ

7エタで ラベルが消えた 君の名は?

アレクサと 声をかけたが 光らない

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

科学現場の悲喜交々が575に詰まってます。

ちゅーちゅーちゅー
ちゅーちゅーちゅーちゅー
ちゅーちゅーちゅー

は不意をつかれました。毎日ネズミさんと向き合ってるのでしょうね…。

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2022年03月25日

Posted by ブクログ

理系の研究者の方たちがよんだ川柳の数々。実験などで大変な日々を嘆きながらも全体的には楽しんでいる感じのが多くて、大変だな、、と思うと共に、本当に研究や研究対象が好きなんだなあという印象だった。

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2022年02月28日

Posted by ブクログ

研究者あるあるの傑作選とあるように、科学もヒトの営みなんだな、と知れる本です。
欄外の脚注に専門用語の解説もあり、ラボの雰囲気が味わえます。
個人的には「合コンで 特技を聞かれ 免沈と」と「あなたの手 握りたいけど コンタミが、」が刺さりました。

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2021年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

合コンで 特技を聞かれて 免沈と
クリスパー ゲノム切れずに 教授キレ
「Alexa」と 声をかけたが 光らない

 本書では科学研究におけるあるあるが、笑える川柳形式でまとめられています。
なので、免沈? クリスパー? アレクサ? と一見よくわからない専門用語が頻繁に登場しますが、注釈でその内容を理解したら ニヤっとします。

 そいう言った専門性が求められる川柳以外にも、

斎藤さん 細胞さんと 呼んだ僕
良い結果 出したら逆に 疑われ
ボスの言う 「最近どう?」は 「結果まだ?」
実験が すべて順調 嫌な予感

 など研究活動の日常を取り扱った笑えるネタがてんこ盛りで素朴に面白いですね。

 お堅い書籍ばかりではなく、たまにはこんな笑える作品に触れるのも悪くないのではないかと思いますよ。

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2021年03月13日

Posted by ブクログ

共感できなさすぎて笑えます⤴︎︎︎⤴︎⤴︎
もうね。生きてる世界が違うwww
のめり込む世界があるって素晴らしい!

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2021年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は研究職ではありませんが、自分の生物系の学部4回生時代を思いだす、あるあるな川柳が複数あって楽しかったです。

特に気に入ったのが
「光ってる ネガコン一番 光ってる」
実験に失敗した絶望感が伝わってきて思わず笑ってしまいました。

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2022年04月03日

Posted by ブクログ

【感想】
 無条件に楽しい。
 イラスト付きでそれも楽しいんやけど、水玉螢之丞さんの絵で見たかったなあとかも思ってたりして。

【一行目】
 「ハエの餌やり」にかかりきりでデートに遅れる理系の彼。自分の培養細胞がいかにイケメンかを熱く語るリケジョのあの人。実験室に白米と布団を持ち込み、楽しげに徹夜実験に勤しむ大学院生の息子……。

【内容】
 文系やけどなんとなくこういうことは聞いてたりしてた。究極のオタクとも言える理系の人々の、その実態が、内心があきらかに?

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2020年12月27日

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