【感想・ネタバレ】新しい生活のレビュー

あらすじ

できないことは忘れる。 できることに目を向ける。 今から生きなおすのも悪くはない。 穏やかな日常に突然おとずれたコロナ禍。 こんな時こそ、孤独を愉しみ、人に頼らず身の程に合わせて生きたい。 コロナ禍とともに生きる新しい指針となる一冊。 日々の過ごし方から、人間関係のトラブル解消法、人生の仕舞い方…さまざまなテーマを著者独自の視点で切る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 夫亡き後、二匹の猫のおかげで日常生活に戻れた。猫たちによって生活のリズムを与えられたと仰る曽野綾子さん、今年89歳、「新しい生活」、2020.9発行。出だしは自伝的な感じもしましたが、多くの示唆をいただきました。一番の示唆といいますか、気が楽になったのは: ①ほとんどのことは「たかが」②人は必ず誰かに好かれ、誰かに嫌われている ③長寿はめでたいけど、六十を過ぎたら、その人は人間としていいところは既に生きたのだ ④人は一度に死ぬのではない。機能が少しずつ死んでいく ⑤「人は皆、思いを残して死ぬ」という真理。
 三浦朱門、2017.2.3、没。夫亡き後、二匹の猫のおかげで日常生活に戻れたそうです。また、著者は年間50万円以上を健康保険料として払っている。曽野綾子「新しい生活」、2020.9発行。①人は孤独な時間を持たない限り、自分を発見しない。人は二つの場面で自分を見つける。群の中にいる時と、自分一人になる時と ②心の老化は、利己的になる傾向と、自分以外に無関心になること(他人や周囲への意識が薄れたら要注意)③かならず誰かに好かれ、誰かに嫌われている ④ほとんどのことは「たかが」⑤人は皆、思いを残して死ぬ。

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2020年10月02日

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