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クマとカラスという異種族の交流を描いた作品です。帆さんのクマとタヌキとはまた違った雰囲気で、とても楽しめました。最後はどうなるのかドキドキしながら読み進めました。1冊で完結しているので読みやすいと思います。
Posted by ブクログ 2020年10月04日
なんってステキな……。(涙)
出逢ってしまいました。
愛しい愛しい宝物になる一冊に。
行きつけの書店で、いつものように、入口から奥の文庫の棚へと向かいながら、途中の棚に並ぶ本たちを眺めていたら、コミックエッセイのコーナーの前に平積みされたこの本の表紙にググッと目を奪われ、しばらく動けなくなりま...続きを読むした。
危険なニオイがプンプンします。
一度手に取ったら逃れられなくなりそうな。
ええ、運命の出会いでした。
気づいたら一冊を手に取ってパラパラめくっていました。
かっ、かわいすぎる……しかもめっちゃいい話っぽい。
もう無理。
購入。
帰宅してすぐ、他にやることがあるのに読んでしまいました。
それも何度も。
内容はもちろんですが、ひとコマひとコマ絵が全部素敵で、じぃっと見入ってしまいます。
なんでしょう、「心」という臓器からじわじわじゅわじゅわ、何かが湧き出し、しみ出してくる感覚がありました。
涙なのか汗なのか、どちらでもあるような、どっちでもないような、自分でもわからない。
ひとことで言えば、孤独なクマとカラスが仲間を探す旅に出るという話なんですが、途中で出会う他の動物たちとの交流も楽しくて、とにかくかわいい、微笑ましい、会話がいい。
そして、むっちゃくちゃ切ない。
誰かを大切に思う気持ち、誰かのために一生懸命がんばれちゃう想い、これにめっぽう弱い。
いっくらでも涙が出てくる。
この子たちは、何度生まれ変わったってきっと出会う。
私はそう確信しています。
だって“そうるめいと”だもん。
私の心のど真ん中を貫いた本です。
大っっ好き。
この本を生み出してくれた方々に、ありがとう。
この本を売ってくれた人たちに、ありがとう。
この本と出会わせてくれて、ありがとう。
ああ、しあわせ。
枕元に置いて、毎日毎日読みます。
私も、この子たちとずっと一緒にいたいから。
Posted by ブクログ 2020年11月28日
自分の仲間を見つけたい
外の世界を知らない一匹のクマと
もといた場所に戻りたい
外の世界から迷い込んだ一羽のカラスが
ふたりで旅をはじめることにする。
大きいのに怖がりなクマ。
小さいけど威勢のいいカラス。
掛け合い漫才のような道中記が
なんとも心地よくて
スイスイと読み進めるうちに…。
いろい...続きを読むろと行動が制限される
いま、部屋の中で、読んでよかった。