あらすじ
いきなり身内話になるが、妹の檸檬はとんでもないことを言い出す天才だ。
だからある日の朝に興奮した顔で妙なことを言い出した時も、『ああ、またか』くらいの気持ちで聞いていた。
妹曰く――「あたし、異世界のお姫さまだったみたい!」、なのだとか。
封印されていた力が覚醒した妹は、国際会議に乗り込みドラゴンを召喚して政府高官たちを震え上がらせ、さくっと世界各国の軍事施設を掌握し――あっという間に世界の頂点に君臨してしまった。
世界を征服した妹の兄である俺はというと、日本政府に泣きつかれ、妹の制御(ご機嫌取り)を頼まれたのだった……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
桜咲太一と檸檬の兄妹。妹が実は異世界のプリンセスで、15歳の誕生日に覚醒する。首脳会議にドラゴン召喚したり、アフリカでドラゴン肉の炊き出しをしたり、軍事拠点をつぶしたり、国会議事堂前に妹タワーを建てたり。
迷惑を振りまきながら同級生の鴻巣加奈、幼馴染の須賀沢のり、家政婦の平さんらと楽しく過ごす。
中途半端にバカ
読み易いしテンポも良かったのでそこそこ良かったと思う。
ただ、登場人物や設定を考えると単巻で終わらなそうな内容なんだけど、どうだろう?
面白いか面白くないかで考えるとどっちつかずかな?
そんな中途半端感。