あらすじ
コロナは一つのきっかけにすぎなかった!
断絶する社会。広がる不安。それでも我々は「つながり」を求める。その手段こそアンコンタクトである。
握手も接待も会議も不要な時代の働き方とは?
面倒なコミュニケーションから便利な断絶へ。
政治、経済、恋愛、全ての常識は刷新される。
コロナウイルスは一つのきっかけに過ぎなかった。
移動・対面を禁じられた人類は新たなステージへ。
〈私たちが新たな変化やトレンドを知らなければならないのは、変化の中でしっかりと身を立てるためである。変化の方向と正体を知れば、不安も恐れも感じることなく変化に対応できる〉――本書より
◎内容
単なるソーシャルディスタンスにあらず/「マスクキス」という愛し方/2032年の仮想セックス/接待はいらない/メルケルが握手を拒否された理由/テレワークは生き方を変える/ロケーション・インディペンデント/診療所も葬儀もドライブスルー/声なきショッピングとは/来るべき大量リストラ/自分だけのアジト/本物と偽物の区別がなくなる/強い絆より弱い絆/申し訳なさが消える時代/来たるべき新たな差別/宗教家はユーチューバーを目指す?/人が人を統制する時代は終わった……
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コロナ禍における韓国経済の変化、韓国の人々の生活志向の変化が詳しく書かれていて興味深かった。
この本は卒論を書く上でも参考になりそう。
コロナが流行し始めたときは、非接触社会になっていくことが受け入れられなかったけど、1年経った今ではアンコンタクトに慣れて対面と非対面どちらが適切か選択して、生きて行くようになった(特に大学の授業)。
今まで行ってきたことを一気に変えることは難しいけど、変えなければならない状況になれば、人はそれに適応するしかない。そういう状況があるから日本も韓国も、ようやくアナログな考えから抜け出せてきてるのかも…。
面白い本でした。
Posted by ブクログ
人は繋がりたい、接触したいという欲求を持っていると同時に、アンコンタクトの欲求も本能的に持っている。
韓国のラブホ=モーテル
気候変動、グローバル化、人口の集中により今後も感染症の脅威はずっと続く
Posted by ブクログ
まさに現在進行形で変化し続けている社会の中で、何が起こっているのか、様々な観点から詳細に書かれており分かりやすい。接触することの社会的意味から、テクノロジーの変化を踏まえて、昨今の急激な変化に置いて、コロナ禍の前後を文脈を踏まえているので、なぜ今このタイミングなのかがよく分かる。