あらすじ
平穏な住宅地。二つの家族。依頼人が起こした事件に不可解なものを感じた……。隣人殺人の裏にあるあまりにも意外な真実――土地家屋調査士の西脇ゆう子は、不動産登記や測量のスペシャリストである。横浜の牧橋家から、土地分筆・分割登記の依頼を受けた。だが、隣家との不和のため、境界がなかなか確定しない。やがて、依頼者の敷地と隣家との境界を巡る殺人事件が発生。犯人の動機に違和感を覚えたゆう子は、独自の調査を開始する。二つの家族同士の過去とは? 隣家の不登校生が見ていたものとは? そして事件の背後に隠された驚くべき真相とは!? 傑作長編ミステリー。
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Posted by ブクログ
土地家屋調査士の仕事がよくわかり、良かった。
小杉作品の特徴であるが、
人情のためなら犯罪も可という点では疑問あり。
死体遺棄(幇助)は立派な犯罪である。
ただ毎度のことであるが、ついつい読みいってしまう。
人を引き込む文章は流石である。
最後に、ゆう子と拓也のことは全く不要だと思う。