あらすじ
僕はこんな風にアジアを歩いてきた! ――東京でのストレスが溜まると、僕は時間をやりくりして、アジアへ向かった。仕事をなげうって、バンコクに語学留学もした。あのとろりとした熱帯の空気に包まれると、心のコリがほぐれていく。アジアを旅して20年。路上で、安宿で、国境で出会った、忘れえぬ風景と愉快な人々。いつまでも風のようにさすらう旅がしたい!
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Posted by ブクログ
新卒で入った新聞社を辞めて長期の旅へ出発した著者は気がついたらアジアとの付き合いが20年を超えていた。著者はその間何度もアジアへ足を運び、いくつもの出会いを経てアジアに友人もできていた。もちろん日本国内にも。本書では日本で暮らす在日朝鮮人の彼と不法就労のタイ人女性のカップルの話が描かれているが、とても興味深かった。日本で頑張る異国(アジア)の友人の生きざまを通して著者は日本社会の現実を見てしまうのであった。その日本社会の現実とは著者がアジアに逃げてでも距離を置きたかったそのものである。
Posted by ブクログ
東南アジアを中心に、貧乏旅行したときのことが書かれている旅行記。
アジアの適当さやパワーが伝わってくるが、何もしないでいるには心地よいのだろう。
Posted by ブクログ
先日中国に行ったとき。現地の中国人と話した。なんでこの辺りのデパートの店員たちはみんな座って(猫もいる)客に見向きもしないのか。なんでメガネ屋さんのショーケースに並んだ商品があっちゃこっちゃに乱雑に並んで整頓されてないのか。なんで注文と違うものがでてきたり。なんでそんなに待たせたり。なんでそんなにサボるのか。中国人はボクにこういった。日本人は働きすぎだよ。日本人はルールに厳しいよ。ワタシタチハちゃんと真面目に働いてるよ。中国人って口調が荒いっていうかサバサバしてるよね?ちょっと冷たいっていうか。。中国人はボクにこういった。ワタシタチハ自立しているんだよ。なるほどねえ。