あらすじ
「どうして私は可愛く生まれなかったの?」
推しに認識されるため、整形を繰り返した女の子
とあるイケメン俳優にハマったえりは、出待ちをしても塩対応しかもらえない。「わたしがもっと可愛かったら」。そう思ったえりは、簡単な二重整形手術に挑戦し可愛くなれた!と浮かれるが、やはり推しからは認識なんてされやしない。「…まだダメなんだ」と思ったえりは貪るように、整形手術をくり返し、元の顔の跡形もないかわいい子になっていった。そして、ついに推しとリアル友達の男子とつながりを持つことに成功し―――。
整形×ファン心理ほか、2本を収録した短編集。
感情タグBEST3
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力の抜ける幸せの形
タイトル作品はスリリングな展開で、その分結末はあっけなかったなというのが最初の感想。次の「怪物の庭」、「バジリスクの道」と読み進めるとちょっとずつ思うところが出てきました。
幸せというと、わくわくふわふわしたり充実感でいっぱいだったり、何か力が入るようなものがすぐに思い浮かぶけど、この3作品はどれも力が抜けるような幸せを描いていると思いました。
憧れた人に愛されるために自分を傷つけて、その対価として愛を手に入れようとする彼女が最後に手にしていたのは、慈しみ育ててきた愛犬とそれを守って傷を負った自分だった。外見の美しさは愛されるために一番必要なものでなかったと気づきます。
2作目と3作目は直接・間接的に戦争が関係する話です。私がこの作家さんに興味を持った別の作品でもそうでしたが、戦争を題材にした話が結構刺さります。特に3作目は手を止めて考えさせられるシーンがいくつかありました。
Posted by ブクログ
えー‼︎なんか見覚えのある名前だなと思ったら500年の営みの作者さんかー‼︎
読み終わるまで気づかなかったけどたしかに絵柄一緒か。
女の子かわいっ
確かにお話は過去作と通づるものがあるね。
イキガミとドナーっぽいし500年の営みっぽいし。
万人受けするのは一作目だけかな。
これ2020年出版だけど今の方が3年前よりも整形のハードルが低くなっているから若い子たちに読んでもらいたい。
私も今の時代に生きてたら整形依存していたかもなぁ。
最後のお話は1番ヒコ先生っぽい
「政治や経済のことを他人に任せてきたツケ」って言われてドキッとした。
ツケは払わなきゃいけない。