あらすじ
少女漫画の世界に大きな足跡を残す松苗あけみによる、自伝的コミックエッセイがついに単行本化!
漫画に親しんだ幼少期から、アシスタント期、華々しいデビューからの突然の掲載誌休刊、そして移籍を経てみずからの作風を確立し、名作『純情クレイジーフルーツ』を生み出します。
その後も話題作を描き続けてきた著者の、長い作家人生を1冊に凝縮します。
とくにオススメは、師匠であり同志ともいえる少女漫画界のカリスマ、一条ゆかりとの濃い交流!
名作の裏にあった秘話に息をのむ、読みごたえに満ちた1冊です!
感情タグBEST3
なかなかに興味深く拝見しました。
その時代、当時のことが想像できるし、何より主人公(松苗先生)がめっちゃ前向き思考、かつ謙虚。
これは漫画家目指している人もそうじゃない人も読んでもらいたい作品です。
松苗ファンでなくとも是非
「純情クレイジーフルーツ」などで、80年代~90年代半ば「ぶ~け」の柱の一人だった著者の自伝まんがです。連載全20回(「本当にあった笑える話2018年9月号~2020年4月号」)のうち、分冊1巻には1~4回を収録。絵も話も松苗節全開です。
高校時代~「純クレ」成功くらいまでがメイン。未だ熱狂的なファンの多い"消えた漫画家"内田善美や、ミスターぶ~けとでも言うべきS編集長とのエピソードも多く、当時のぶ~け読者には感涙ものですね。単行本部数などの生々しい話も興味深い。それにしても、主流とは言い難かったぶ~けでもあの景気の良さ。いい時代でした。