【感想・ネタバレ】いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったならのレビュー

あらすじ

柊海人の日常は全てが灰色だった。可愛い妹と何かと気に入らないことがあればすぐに激昂してしまう父。アンバランスな家庭を守るため、アルバイトに明け暮れ、将来のことなんて考えられなかった。
天谷浩太の日常は全てが虹色だった。幼いころから欲しいものは何でも与えられ、何をしたって上手くいった。そんな二人に文芸部部長・神楽坂朱音は小説の世界の素晴らしさを説いた。そして、囁く
「君たちのどちらかがプロデビューして、私を奪って欲しい――」
いびつな関係の3人が小説という名の戦場に出揃うとき、物語は動き出す。小説に魅せられた少年少女が贈る、本物の青春創作活劇!

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Posted by ブクログ

小説家を目指す少年を主人公に思春期のもどかしさ、物語を書くことの楽しさや辛さを描いたライトノベル。
自分の考えていることを口に出すことすらためらいがちな時期の少年少女が物語やそれを書く人物の魅力にひかれ、いつまでも残る小説に挑戦する姿が描かれている。
今後どうなるかはわからないが、続編が出てもよさそうな終わり方をしているので期待。
舞台となっている学校の昼休みが1時間弱ありそうでうらやましくなったのと、途中の挿し絵が少し場面と合ってない(服装とか汚れ具合なのでほんとに微小)のが気になった。

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2021年08月03日

購入済み

もう少し

なかなかに面白い作品だった。
ただ、何となく勿体無いと云うか、もっとボリュームを増やして中身の濃い上下巻作品にしても良かったと思うくらいに、
若干の物足りなさを感じた。
良い作品なのは間違いないけど、もっと各登場人物の個性やエピソードを読みたかった。

0
2020年11月02日

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