【感想・ネタバレ】イエスに邂った女たちのレビュー

あらすじ

遠い昔、愛に渇き、病に苦しみ、夫に裏切られ、子を失い、人をネタンだ女たちが、人生の途上、イエスに出会った……。イエスはその時、どうされたのか? 人間の夢、歎き、祈りのこもった出会いの物語を、名画を通し、現代の光をあて、昔を今に甦らせる感動のエッセイ。本当の愛を知った聖書の中の女たち……マリア、マルタ、サロメもあなたの中にいます。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

初読み遠藤周作。いちキリスト者として、遠藤さんの独特のものの見方が実に面白かったです。マグダラのマリアについての項目やちょっと悪女っぽい女性が遠藤さんのお好み?「この女は口説けそう。この女はお堅いからちょっと…」みたいな不遜なユーモアある(?)視点も垣間見れて、楽しく読ませていただきました。ほかの本も読みます。

0
2020年02月12日

Posted by ブクログ

 先日「遠藤周作で読むイエスと十二人の弟子」を読んだ。そちらは生前のエッセイや著書からの引用でまかなっていたが、本書は全編を通じて遠藤節が味わえる。
 『赤毛のアン』シリーズの中に「求婚する前に、彼女の父親の支持政党と母親の教派を調べておけ」という処世術が出てくる。男性と女性で信仰のありようが違うのは、今も昔も変らない。

 思うに、多神教のはびこる未開のヨーロッパへ布教するには、十二使徒や聖母・マグダラ両マリアのタレント性が不可欠であろう。

 第9章「かくれ切支丹のマリア」は興味深い。切支丹の教義の中で、イエスの贖罪の対象は人類に非ず、まさかの……。

0
2018年12月20日

Posted by ブクログ

タイトル:イエスに逢った女たち
著者:遠藤周作
発行日:1990年
出版社:講談社文庫
 イエスに関わった人物たちの話で、妹のマリアはもちろん、ヘロデという王様もでてきます。
普段のイエスの話とは違った深い話が書いてあるのでとても興味深かったです。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

色々とわかりやすくてよかったです。
女性のことについてわかりにくいこととかがあったので、これを読んで「あ〜そういうことか!」っと思ったり、わかったりすることがありました^^

0
2009年10月04日

「小説」ランキング