あらすじ
作って捨てる「一方向」型経済から、使い続ける「循環」型経済へ。
これは、選ばれ続ける会社の「成長戦略」である。本書では、ミシュラン、グッチ、アディダス、アップルなど、各業界を牽引する最先端企業による「SDGs実践の方法」「サーキュラーエコノミーの取り組み」を紹介。環境と経済を有機的につなげ、まったく新しい発想で商品やサービスを生み出す、魅力的かつ野心的な取り組みを追う。
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Posted by ブクログ
◾️きっかけ
仕事でも脱炭素の案件はちょこちょこ出てくるようになったので、自社や客先と同じ業種の事例が出てくれば参考になると思って手に取った
◾️読んだ直後の感想
少し古い本だが、身近な企業の具体的な取り組み状況を知ることができ、自分の考えがアップデートされた感覚。
◾️印象に残ったポイント
☀︎プルスアルファの価値提供
地球に優しい分、使い手に負担を強いるような製品やサービスは売れない。いかに付加価値がつけられるかが大切
☀︎計画的陳腐は許されない
うちは製造業なのでまさに重要なポイントだと思った。ソフトで機能追加ができる、壊れたところだけを交換することで使い続けられる、この辺りは自社の強みだったりもするが、特にサーキュラーエコノミーの観点でアピールはしていない気がする。また利用権だけを貸すビジネスにすれば、壊れたものは手元に戻ってきてリサイクルや再度貸し出しが可能に。
☀︎2018年。世界のGoogleのデータセンターで使われる電気は再エネ発電
Googleに限らず、アップルやアディダスなどここまで取り組みが進んでいるとは知らなかったので驚き
☀︎個人レベルでもできることを
学生時代はエコについて学校で習うので意識していたことも、最近は環境にやさしくいようという意識が薄れていた。水筒、裏紙活用など無意識に意外とやれてることはあるが、今後は意識的に行いたい
◾️やりたいこと
☀︎次ホテルに行く時には歯ブラシ持参